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ふしぎ遊戯 白虎仙記ネタバレと感想!最新話から結末までのあらすじや見どころも

2025年4月12日

『ふしぎ遊戯 白虎仙記』。

今回は、その魅力をネタバレと感想として存分にお伝えしていきます。

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漫画「ふしぎ遊戯 白虎仙記」作品概要

基本情報
タイトル ふしぎ遊戯 白虎仙記
作者 渡瀬悠宇
出版社 小学館
連載誌 月刊フラワーズ
連載状況 連載中(不定期)
巻数 4巻(2025年4月現在)
シリーズ 「ふしぎ遊戯」シリーズ 四神編の一つ
(朱雀編・青龍編・玄武編に続く)
時系列 四神シリーズ内での時系列は「玄武→白虎→朱雀・青龍」
あらすじ

幼い頃、大地震で両親を亡くした大杉鈴乃は、古本屋で見つけた「四神天地書」という不思議な中国の書物に吸い込まれる。異世界「西廊国」で鈴乃は双子の少年カサルとカルムに助けられるが、やがて現実世界に戻る。

時は流れ、高校生になった鈴乃。実兄のように育ってきた正次から求婚され悩んでいたとき、再び四神天地書と出会う。本に吸い込まれた鈴乃は10年ぶりに西廊国へ。しかし彼女の身分である「白虎の巫女」を名乗る寧蘭という虎人と敵対することに。

七星士の一人「奎宿(とかき)」に助けられた鈴乃は、カサル・カルム兄弟と再会。だがニルシャの放った追手から鈴乃を守ろうとしたカサルは命を落とし、悲しみと怒りに暮れるカルムは白虎七星士「婁宿」として能力に目覚める。

疫病や干ばつに苦しむ西廊国で、皇帝と法王の権力闘争も激化する中、鈴乃は白虎の巫女として国を救う使命と、婁宿との運命の恋に導かれていく——。

主要登場人物

主人公側

名前 役割 人物紹介
大杉鈴乃 白虎の巫女 大地震で両親を亡くし、及川先生の家で育った少女。おっとりとした性格で絵を描くのが得意。高校生になった頃、再び四神天地書の世界に入り込む。純粋で優しい心の持ち主だが、芯の強さも持ち合わせている。
カルム・ツォニエ
(婁宿)
白虎七星士 鈴乃が初めて本の世界に入った際に出会った少年。兄カサルの死をきっかけに七星士「婁宿」としての能力に目覚める。植物を操る力を持つ。朱雀編では110歳になっても初恋の人・鈴乃を想い続けていたことが明かされている。
ランヴァ・ハム
(奎宿)
白虎七星士 近衛兵として宮殿に潜入していた男性。一定距離内を瞬時に移動できる能力を持つ。女好きで軽薄な面があるが、頼りになる頼もしい存在。朱雀編に登場する鬼宿の師匠としても知られる。
カサル・ツォニエ カルムの兄 温厚で優しい性格の青年。鈴乃が幼い頃に出会い、彼女の父親に似ていた。鈴乃を守るために命を落とす。
堀江正次 鈴乃の婚約者
(現実世界)
鈴乃の兄的存在で、のちに彼女に求婚する。優秀な士官学校の生徒だったが、怪我をきっかけに学校を去ることになった。
及川先生 鈴乃の後見人
(現実世界)
鈴乃を引き取り育てた教師。鈴乃が四神天地書に吸い込まれる瞬間を目撃し、正次に事実を伝える。

敵対者・その他

名前 役割 人物紹介
寧蘭 偽・白虎の巫女 人間と虎人の間に生まれた混血。白虎の巫女を名乗り、宮殿で暮らしている。本物の巫女である鈴乃を脅威と感じ、排除しようとする。
ニルシャ 呪術師
(箕宿)
寧蘭の協力者。強力な呪術の使い手で、青龍七星士としての側面も持つ。人の魂を傀儡に収め操ったり、虎に殺された人間の怨霊「張鬼」を使い虎兵を作り出す能力を持つ。朱雀・青龍編では重要な役割を担っている。
ナヒド 西廊国皇帝 若き皇帝。政に干渉する法王を内心疎んでおり、対抗するために虎人と白虎の巫女の力を求めている。寧蘭に心惹かれている様子も見せる。
ステヴァ・ウル 法王 西廊国の宗教的指導者。智多(マラミカラ)という神を崇拝し、その力により高い影響力を持つ。ニルシャを寧蘭の付き人にするよう進言するなど、謎めいた行動を取る。
星詠女 宮廷占い師 皇帝の側近。占いの力が高く、寧蘭の正体を怪しんでいる。ニルシャの宮入りに反対するなど、今後鈴乃側に付く可能性もある人物。

シリーズ設定

世界観・用語解説
四神天地書 現実世界と異世界をつなぐ中国の古書。「中に入ると神獣に喰われる」という伝説がある。
西廊国 鈴乃が入り込んだ異世界の国。砂漠地帯で、疫病や干ばつに苦しんでいる。
白虎 四神の一柱で、西方を守護する神獣。朱雀・青龍・玄武と合わせて四神を形成する。
七星士 巫女を守護する七人の戦士。それぞれが特殊能力を持ち、体のどこかに星の印を宿している。
虎人(こじん) 人間に変身できる虎。寧蘭は人間と虎人の混血で、純粋な虎人よりも力が劣る。
張鬼(ちょうき) 虎に食い殺された人間の怨霊。ニルシャの術により僧兵に憑依させ、虎兵を作り出す。
時間関係 本作では現実世界が10年経過する間、本の中の世界はほんの数日しか経っていないという特殊な時間の流れがある。

著者について

渡瀬悠宇について
代表作 「ふしぎ遊戯」シリーズ、「アリスにおまかせ!」、「絶対可憐チルドレン」など
受賞歴 第41回小学館漫画賞少女向け部門(「ふしぎ遊戯」)
作風 繊細で美しい絵柄と、複雑な人間関係や感情を丁寧に描く物語が特徴。

漫画「ふしぎ遊戯 白虎仙記」ネタバレと感想!結末までのあらすじや見どころも

1巻(1話~4話)

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2巻(5話~7話)四神繋がる物語、ついに動き出す!

第5話 

運命の書、再び鈴乃の前に
震災で行方不明になっていた四神天地書が、なんと学校の図書室で鈴乃の前に再び姿を現しました。「喰われる」恐怖と「会いたい」気持ちの間で揺れる鈴乃の複雑な心境が繊細に描かれています。

特に好きなシーンは、後輩の倉田幸ちゃんが天地書に興味を示したときの鈴乃の慌てぶりです。思わず本を持ち帰ってしまうあたり、彼女の優しさと不器用さが垣間見える…!渡瀬先生は相変わらず、こういう人間らしい感情表現が上手いですね。

切ない決断…正次との婚約
家に戻ると、士官学校の模範生だった正次が怪我をおして歩く練習をしていました。同期の「お前ならすぐ戻れる」という言葉に、彼の心はまだ戦場に向いているようです。

この場面で新聞のカットが入る演出が絶妙。時代の空気感が伝わってきて、物語の厚みを増しています。

戦争に行ってほしくない一心から、鈴乃は正次の求婚を受け入れることを決意します。「もう大切な人を失いたくない」という気持ちが痛いほど伝わってきます。

ここでの正次とのラブシーンが…大人な展開に思わず目が離せませんでした!正次さん、意外と積極的なんですね(笑)。でも鈴乃の心の奥底にはカサルの面影が…。この葛藤が繊細に描かれていて、読んでいて胸が締め付けられます。

再び異世界へ…宿命との再会
夜に学校へ本を返しに行こうとした鈴乃は、帰宅した及川先生と鉢合わせ。彼女の決断を心配する先生の姿に、鈴乃の周りの人々の愛情を感じます。

しかし夜道で兵学校の生徒たちに襲われそうになったとき、鈴乃は寧蘭の記憶を思い出し…そして気づけば四神天地書に吸い込まれていました!

本物と偽物の巫女、そして初めての七星士
本の世界に入った鈴乃が辿り着いたのは「星詠女の宮」。そこには白虎の巫女を名乗る寧蘭の姿が!お互いに見覚えはあるものの記憶は曖昧…。しかし寧蘭は次第に鈴乃が本物の巫女だと気づき、追手を差し向けます。

ピンチの鈴乃を救ったのは、褐色の肌を持つ近衛兵・ランヴァ=ハム。この人物、なんと白虎七星士の「奎宿(とかき)」だったのです!瞬間移動の能力を持つ彼のお陰で鈴乃は危機を脱します。

ランヴァの軽薄な雰囲気と、彼が見せる七星士としての一面のギャップがたまりません。「いいんだよ俺は」と名乗るシーンはゾクゾクしました!

6話

ついに再会!鈴乃と懐かしい顔ぶれ
思っていたより早く訪れた鈴乃とツォニエ兄弟の再会に胸が熱くなりました。カサルの姿を見た瞬間、朱雀編の切なさが蘇ってきて…(涙)。興味深いのは、カルムも「何かに呼ばれた気がした」と言っていること。これは彼も七星士である可能性を示唆していますね!クム村で祖母と暮らす兄弟の日常も垣間見えて、キャラクターの厚みが増しています。

一方、宮殿では偽物の巫女・寧蘭が窮地に立たされるシーン。ここで青龍七星士だったニルシャ(箕宿)が再登場!シリーズファンにはたまらない瞬間です。呪術師としての不気味な能力を持つニルシャは、寧蘭の唯一の協力者でありながら、今後の物語で重要な鍵を握りそう。二人の関係性の変化にも注目です。

政治的駆け引きと国の危機
皇帝ナヒドと法王ステヴァ・ウルの権力争いは、物語に重厚な政治ドラマの要素を加えています。若き皇帝が政に干渉する法王を内心疎む様子、そして巫女の力を欲しがる背景には何があるのか…。

西廊国が直面している問題も見逃せません。疫病の流行、干ばつによる水不足、そして謎の盗賊団「鴉の民」。これらの危機を鈴乃が白虎の力でどう解決していくのか、展開が楽しみです。渡瀬先生の世界観構築の細やかさに改めて感嘆します。

呪術師ニルシャの不気味な魅力
ニルシャの描写が本当に素晴らしい!殺された人々の魂を傀儡に収め、鈴乃に「護る」と言いながら実は呪いの符を渡すという二面性。白虎の力に触れた瞬間、彼に取り憑く怨霊が暴れ出すシーンはゾクッとしました。

朱雀・青龍編で既に彼の末路は描かれていますが、そこに至るまでの過程が描かれるのは非常に興味深いです。寧蘭との関係も、単なる協力者を超えた深いものになりそうな予感…。

現実世界の切ない展開
本の世界に消えた鈴乃を探す正次と、真実を知る及川先生の対比も心に響きます。正次の立場が本当に切ない…。婚約者が別の男(婁宿)に心惹かれていくのを、いずれ目の当たりにすることになるのですから。

この展開は、四神シリーズならではの「あらかじめ定められた運命」を感じさせます。婁宿の最期の言葉が「鈴乃を頼む」だったことを知っていると、より一層胸が締め付けられますね。

奎宿(とかき)師匠の頼もしさ
元配達屋という設定が活きた奎宿の活躍も見どころです。国の地理に詳しく、気さくで機転が利く…と同時に隙あらば鈴乃に「お礼」を迫る年中発情プレイボーイという、愛すべきキャラクター性!でも鈴乃が体調を崩しながらも兄弟に会おうとするのを助ける姿は、やはり頼もしい七星士です。

朱雀編で鬼宿と美朱の恋愛に異を唱えていたのも、婁宿と鈴乃の過去を引きずっていたからなのかもしれません。キャラクターの行動の裏にある感情が丁寧に描かれています。

7話

ついに判明!婁宿の正体とあまりに早すぎる別れ
7話で最も衝撃的だったのは、婁宿の正体がカルム(弟)だったという展開です!個人的には2~3話でのカルムと鈴乃のやり取りの雰囲気から、彼が運命の相手になるのではと予想していましたが、その代償があまりにも大きすぎて…。

カサルが鈴乃を守るために命を落とすシーンは本当に辛かった。幼い頃に震災で両親を亡くした鈴乃にとって、父親の面影を持つカサルとの再会はかけがえのない喜びだったはず。それがまた目の前で大切な人を失ってしまうなんて…。渡瀬先生の描く表情の細やかさに、胸が締め付けられました。

カルムが婁宿として覚醒するきっかけが兄の死というのも切ない。あの慟哭の表情、そして怒りに任せて追手を植物の能力で倒すシーンは強烈でした。朱雀・青龍編を読んでいる人なら、この少年が110年以上も鈴乃を思い続ける婁宿になると思うと…もう胸がいっぱいです。

鈴乃の魅力と西廊国の世界観
鈴乃の新しい姿も見どころでした!西廊国の衣装を着た鈴乃がとにかく可愛い!中東風のオリエンタルな雰囲気が彼女にぴったりで、絵の美しさに見惚れてしまいます。渡瀬先生の繊細で美しい絵柄は、電子書籍でも紙でも存分に楽しめるのが嬉しいですね。

カルムの「鈴乃ちゃん→鈴乃さん」と言い直すシーンも微笑ましかった。10年前の少女が突然大人の女性になっていることへの戸惑いが伝わってきて、二人の関係性の変化が丁寧に描かれています。これから二人の恋が育まれていくのを見るのが楽しみです。

奎宿(とかき)の魅力に改めて惚れる
朱雀編でおなじみの奎宿も大活躍!彼が鈴乃の着替え姿を見て早速ナンパしようとする場面は、あのチャラさが健在で思わず笑ってしまいました。でも危機的状況では頼りになる姿を見せるギャップも素敵です。

特に印象的だったのは婁宿(カルム)と奎宿のやりとり。朱雀編で二人が親友になることを知っている読者にとっては、この初期の関係性を見るのも興味深いですね。奎宿がのちに鬼宿を弟子にする流れも、ここからの繋がりを感じさせます。

驚きの伏線と謎が広がる物語
ニルシャと法王、そして智多という神の存在も気になります。青龍七星士との繋がりを匂わせるニルシャの描写は、シリーズをつなぐ重要な伏線になっているようです。張鬼(虎に殺された人間の怨霊)を操り、僧兵を虎兵に変えるという恐ろしい能力も、今後の展開に関わってきそうです。

星詠女や皇帝ナヒドなど、宮廷を取り巻く人々の思惑も複雑に絡み合っていて、まるで歴史ドラマのような奥深さを感じます。鈴乃が巫女として覚醒し、この国をどう救っていくのか…今後の展開が本当に気になります。

シリーズファンだからこその感動
この作品の素晴らしさは、朱雀・青龍・玄武編を読んでいればより一層深く感じられるところ。カルムが「婁宿」となり、110歳になっても初恋の人に一途だったという事実に涙せずにはいられません。アニメのオリジナル演出も含め、彼の愛の深さに改めて心を打たれます。

ただ、未読の方でもこの7話からは十分楽しめるはず。むしろ四神シリーズの壮大な物語に興味を持ったなら、ぜひ他の巻も手に取ってみてください。それぞれの時代の巫女と七星士たちの物語が、壮大な運命の糸で繋がっているのを発見する喜びがありますよ。

3巻(8話~11話)待望の七星士登場と玄武編との繋がりに胸熱

巫女としての覚悟と婁宿の成長

兄カサルを失った悲しみが色濃く残る中、3巻は鈴乃の巫女としての葛藤から始まります。村が壊滅的な被害を受け、七星士を集めて神獣を召喚してほしいと頭を下げられる場面は重く、「生贄になる定め」に揺れる鈴乃の心情描写が痛いほど伝わってきます。

一方、弟のカルムは兄の名を継ぎ「これからは自分がカサル」と宣言。七星士「婁宿」としての運命を受け入れつつある姿に、朱雀編で登場した大人の婁宿へと成長していく前段階を垣間見る思いでした。

何より心打たれたのは、暗い表情で「自分は平気だから元の世界に帰れ」と言う婁宿に、鈴乃が背後から抱きしめて「私も強くなる、あなたの側にいる」と涙するシーン。朱雀編では婁宿が鈴乃を正面から抱きしめていたのに対し、立場が逆転しているのが興味深いです。12歳の少年が「兄が命をかけて守った人を、これからは自分が守る」と宣言する姿には、胸が熱くなりました。

太一君とマァル、そして進展する関係性

モルモルに宿った太一君(マァル)の登場も嬉しいポイント!玄武編では「喰われる」と断言していたのに、鈴乃には「可能性」を示唆する変化も気になります。マスコットキャラとしての愛らしさだけでなく、ストーリー上の重要な鍵を握っていそうな予感。

奎宿(とかき)も頼もしい存在感を放っています。婁宿が特訓している時に女性を口説きながらも、少年の様子を気にかけるシーンからは、後の朱雀編で見せる「鬼宿の師匠」としての一面が垣間見えます。チャラいのに根は真面目というギャップが魅力的!

そして鈴乃と婁宿の関係性の進展も見どころ。「相手は12歳」と自分に言い聞かせつつも惹かれていく鈴乃の心情や、植物を操る能力でうっかり鈴乃に絡みついてしまう婁宿のハプニングなど、微笑ましい展開が続きます。牢獄で熱を出した婁宿を膝枕で看病する鈴乃の涙をそっとぬぐおうとする仕草には、「ショタだけど末恐ろしい」と思わず笑ってしまいました。

玄武編との繋がりに興奮!

この巻で最も衝撃的だったのは、「鴉の民」の大おじいちゃん・アクイルが登場したこと!なんと110歳で七星士であることが判明し、さらに玄武の巫女・多喜子と面識があったことも明らかに。玄武の召喚の年に生まれたという設定から、玄武七星士との関わりが匂わされています。

鈴乃が描いた絵から多喜子の姿が実体化するシーンは圧巻で、渡瀬先生の描く絵の美しさが存分に活かされています。「かの君」「ある方」という言葉からは女宿(後の皇帝)への言及も匂わせ、玄武編ファンにはたまらない伏線の数々!

感想とこれからへの期待

3巻は物語が大きく動き出す重要な巻だと感じました。鈴乃が巫女として成長し始め、婁宿との絆も深まり、七星士も着々と集まりつつある展開は、四神シリーズならではの王道感があって心地よいです。

特に、玄武編とのつながりが明確になってきたことで、「ふしぎ遊戯」シリーズの壮大さを改めて実感。時系列としては「玄武→白虎→朱雀・青龍」という順なので、この白虎編は実は全てをつなぐ要となる物語なんですよね。

渡瀬先生の繊細な絵と、キャラクターの感情を丁寧に描く手腕は健在。少女の頃にドキドキしながら読んだ「ふしぎ遊戯」を、大人になった今また同じ気持ちで楽しめることに幸せを感じます。

次巻は2025年春発売予定とのこと。これからどんな七星士が登場するのか、鈴乃と婁宿の関係はどう進展していくのか、そして玄武編との繋がりがさらに明らかになるのか…続きが本当に待ち遠しいです!

シリーズファンはもちろん、「ふしぎ遊戯」未読の方も、この美しい絵と重厚な物語世界に触れてみてください。きっと虜になるはず♪

4巻(12話~14話)交錯する時の糸 〜再会と誓い〜

12話感想 – 18年後の再会に涙が止まらない!

待ちに待った玄武メンバーの登場!
まず扉絵の婁宿と鈴乃のカラーイラストが最高に尊い…!民族衣装姿の鈴乃がめちゃくちゃ可愛くて、それを見つめる婁宿の表情も素敵すぎる。渡瀬先生のファンタジー衣装センスは本当に素晴らしい。

でも今回の本編は完全に玄武特集!!私、玄武開伝の終わり方に納得しつつも110年後の世界を舞台にした白虎編で玄武メンバーが出てくるなんて正直期待してなかったんです。でも渡瀬先生…やってくれましたね…!😭

35歳くらいの女宿(リムド)が登場した瞬間、もう涙腺崩壊。初期の斜に構えたひねくれツンデレ少年だったのに、今や威厳と色気を纏った皇帝様!しかも室宿は立派な青年に、牛宿はできる女感全開、テグはイケオジに…みんな生きてる!そして何より、七星士として多喜子を守れなかった悔しさを抱えながらも、国と平和を守るために力を合わせ続けている姿がとても美しかった…。

18年ぶりの再会に号泣
本気で泣いたのは、多喜子と女宿の再会シーン。觜宿の能力で17歳で亡くなった多喜子が女宿の前に姿を現した瞬間…「女宿、どうしたの?」と笑いかける多喜子と、思わず腕を伸ばす女宿。二人の腕には今でもお揃いの腕飾りが。

「多喜子…多喜子…」と何度も名前を呼びながら抱きしめる女宿を見て、玄武ラストシーンが蘇りました。あの時は亡くなった多喜子を抱いて泣いていたのに、今回は笑顔で会話する多喜子を抱きしめられる…。たとえ一瞬でも、幻でも、18年ぶりに愛する人に会えた女宿の気持ちを想像するだけで涙が止まりません。

室宿の「巫女様ーーー!!」と号泣する姿も可愛かった!成長しても中身は変わらないのね…笑

白虎編の新展開も!
玄武特集だけじゃなく白虎編のストーリーも大きく動きました!なんと婁宿が鈴乃に告白!!「僕が守るから!」という勢いのある少年らしい告白に胸キュン!

面白いのは、女宿と多喜子の関係が婁宿に影響を与えたこと。「巫女と七星士が夫婦…?」というセリフから、無意識に気になってたのね。そして未来では婁宿が"生涯ただ一人の最愛の人"と言っていた意味が深まる…!

四神シリーズの美しい繋がりを感じずにはいられません。巫女同士が繋がり、七星士同士も繋がっていく…漫画って本当に素晴らしい。

次回はネイランが張鬼を七星士に憑依させるという不穏な展開が待っています。休載をはさむけど、その間に玄武も読み返してみよう!まだ読んでない方、ぜひ玄武開伝から読んでみてください。この回の感動が10倍になりますよ!

ちなみに私の玄武コンプリート版は何度読み返したか分からないくらいボロボロです😂新しく買い直そうかな…と思いつつ、このボロボロ感にも愛着が…(笑)

渡瀬先生、こんな素晴らしい回をありがとうございます!ゆっくり休んで、また素敵な物語を届けてください✨

13話感想 – 気づけば鈴乃の婚約者は2人!? そして新星七星士登場!

婁宿の告白後、鈴乃の反応がすべて可愛い💕
前回の「好きだ!」からの続きで鈴乃の反応に注目していたんですが…これが絶妙すぎる!「幻聴!?」「お酒飲んだでしょ!」と冗談めかしながらも、婁宿の気持ちを否定せず真剣に受け止める姿勢…何より、正次兄さんへの婚約をすっかり忘れてる様子がもう可愛すぎる(笑)

「お嫁さんにはいきなりすぎた…よね」と自分から言い出す婁宿の成長にも感動!「鈴乃の気持ちもあるのに」「まずは好きになってもらえるよう努力する!」と、12歳なのにこの思いやり…ヒーローの資質がすごい。

そして婁宿が鈴乃を守るために能力を発揮するシーン!好きな人を守りたい一心で力が目覚めるの、王道展開だけど最高に胸アツでした。これまでの四神シリーズのヒーローは最初から戦えたけど、婁宿は鈴乃と一緒に成長していく姿が新鮮で魅力的。この二人の関係性の描き方、渡瀬先生ほんと天才です…!

西廊国の婚姻事情と圧倒的な觜宿さんのカッコよさ
「西廊国では12歳から結婚できて、男性は第三夫人まで持てる」という設定にびっくり!でも觜宿が「いや私は妻は一人」と言うところが紳士すぎて惚れた(笑)。多妻制が当たり前の世界で一途な男性って、なんかズルいですよね…

そして110歳とは思えない觜宿さんの戦闘力!張鬼相手に「貴様らは既に…」と決め台詞を吐きながら颯爽と戦うシーンがかっこよすぎる。玄武の女宿に影響を受けて七星士となった觜宿の物語、スピンオフがほしいと強く思いました。奥様との馴れ初めとか絶対に面白いはず…!

鈴乃が「この国って男の人って何歳からその…」と婚姻年齢を聞く場面では、察しのいい觜宿おじいちゃんのリアクションがツボでした(笑)。

張鬼撃退と宮廷内の駆け引き
鈴乃の機転で桃・ヨモギ・ヒイラギという魔除け植物と、觜宿の描いた鏡を組み合わせて張鬼を撃退するアイデアが素晴らしかった!おっとりしているけど頭の回転が速い鈴乃、ちゃんと成長してる!

一方、宮廷では皇帝がネイランに惚れ込みすぎて周囲が心配する展開に。「どの飼い慣らされた猫にもない眼差し」という表現がネイランの本質を言い当てていて、皇帝の洞察力の鋭さにも驚き。でもこの恋心が今後どんな問題を引き起こすのか不安…。星詠女は有能すぎて、むしろ大僧院に消されないか心配です💦

ついに昴宿登場!これからの展開が楽しみすぎる
奎宿が一時的に離れた瞬間に、待ってました!ついに昴宿が登場!絵柄が変わっても昴宿の雰囲気がそのまま伝わってくる描写がさすが。ビジュアルが好みすぎて悶えました(笑)。旅芸人かな?見世物かな?その雰囲気からして、すんなり仲間にはならなそう…。

奎宿との再会がどうなるのか、そして鈴乃たちとどう関わっていくのか、次号が待ち遠しすぎます!

今回も白虎仙記はキャラクターの魅力と展開の面白さで大満足!婁鈴カップルの進展、西廊国の文化設定、そして昴宿の登場…全部が最高すぎて、未読の方には全力でオススメしたいです。

四神シリーズを読んだことない方も、白虎から入って他の作品に手を伸ばすのもアリ!特に玄武編を読んでから白虎を読むと、觜宿と女宿の繋がりとか最高に胸アツになりますよ。

単行本が待ち遠しいけど、連載で追いかける楽しさもたまらない…!次回もドキドキが止まらなそうです✨

14話感想 – 昴宿の華麗なる登場と婁宿の一途な恋心にキュン死寸前!

ドゥリン(昴宿)ビジュアル完璧すぎる!🌟
まずは今回のMVP・昴宿(ドゥリン)について語らせてください!あのふわふわシニヨンヘアに圧倒的スタイルの良さ…西廊国随一の踊り子という肩書きにふさわしい華やかさに一目惚れです💕 朱雀編でのあの昴宿が、こんなにも魅力的な女性に描かれるなんて!渡瀬先生の筆力恐るべし…

そして衝撃の設定が続々と明らかに!「触れたものの時間を操作できる」という能力、「太陽の紋」の腕輪、謀反の罪で追放された貴族の血筋、そして「巫女と七星士をこの世から消したい」という驚きの野望…。正直、朱雀編よりもずっと複雑な背景を持った昴宿に震えました。

奎宿との因縁も面白すぎる!数年前に酔った奎宿が抱きついてきて張り飛ばした過去があるって…先生のユーモアセンス抜群(笑)。この二人、これからどうやって結ばれていくのか楽しみすぎる!許嫁がいたという昴宿が、奎宿と愛し合うまでの道のりが気になって夜も眠れません😂

婁宿の純粋すぎる愛と鈴乃の葛藤…恋愛模様が胸キュン
「契り」って何?と真顔で聞く婁宿に奎宿と觜宿の「はーーー?」「すーーー」というリアクションが最高すぎました(笑)。まだ12歳とは思えない積極性で鈴乃にアプローチする姿と、その一方でピュアすぎる純粋さのギャップに悶絶…!

鈴乃のためにわざわざ手作りベッドを用意してあげたり、不安がる彼女の手を握ってあげたり…婁宿の優しさが滲み出る行動の数々に心がほっこり。特に鈴乃を「キレイ」と言った瞬間、素直すぎる感情表現に萌えました。こういう天然タラシな一面も最高…💕

一方、婚約者の正次兄さんを思い出した鈴乃の葛藤も切なくて。現実世界では正次が必死に鈴乃を取り戻そうとしていて、及川先生の複雑な表情も印象的…。ここからどうやって婁宿と鈴乃が結ばれていくのか、そして正次の未来はどうなるのか…白虎仙記の恋愛模様は複雑に絡み合って超展開の予感!

謎深まる物語の行方
ネイランが月のものでダウンしている間に、昴宿が皇帝の妃候補として宮殿入りするという展開も興味深い!昴宿は七星士でありながら、鈴乃たちと敵対する可能性があるのか?それとも内部から何か策を練るのか?

そして、婁宿の成長についても気になります。昴宿の時間操作能力が関わってくるのかな?私としては純粋無垢な少年婁宿も愛おしいけど、朱雀編で描かれた大人婁宿もカッコよすぎるので、どんな風に成長していくのか楽しみで仕方ありません!

細部にも注目!
今回も渡瀬先生の細かい描写にキュンとする場面が満載でした!

多喜子のページを何度も読み返す及川先生の姿(玄武ファンとしては泣ける…)
「案ずるな」とイケ散らかす觜宿おじいちゃん(110歳とは思えない渋さ!)
奎宿と觜宿のやりとりが絶妙で面白い(このコンビ好き!)
西廊国の衣装デザインの繊細さと美しさ(デジタル移行の恩恵を感じる!)

今回の白虎仙記14話は、新キャラ昴宿の魅力と婁宿の一途な恋心が輝く回でした!キャラクターたちの過去と未来が少しずつ紡がれていく様子に、読者としてはもう胸がいっぱい。次々と出てくる伏線や謎に、毎月の連載が待ち遠しくてたまりません✨

まだ読んでいない方、四神シリーズの集大成とも言える白虎仙記は絶対に読むべき作品です!過去作を読んでいなくても十分楽しめますが、朱雀・青龍編や玄武開伝を読んでいるとさらに味わい深くなる名作です💕

次回も楽しみすぎる…!昴宿が宮廷でどんな動きを見せるのか、婁宿と鈴乃の関係はどう進展するのか…ドキドキが止まりません!

5巻(15話~18話)突然の帰還 ~離れゆく想いと残された絆~

15話感想 – 衝撃の帰還!鈴乃と婁宿の心がすれ違うとき…

婁宿の成長と鈴乃のすれ違い…切なさが胸に突き刺さる💔
まず胸が痛くなったのは、鈴乃に避けられる婁宿の姿。「僕の気持ち 迷惑だった…?」と寂しげに呟くシーンでもう涙腺崩壊…💦 告白後にこういうすれ違いがあるのはラブストーリーの王道なんですが、12歳の純粋無垢な婁宿だからこそ余計に胸が締め付けられます。

鈴乃も苦しいんですよね。正次兄さんとの婚約のことを思い出して、どう伝えたらいいのか悩んでる。でもそれを言い出せずに避けるだけだから、婁宿は自分の気持ちが迷惑だったと思っちゃう…。この空回りが何とも言えない切なさを醸し出していて、渡瀬先生の恋愛描写の上手さに脱帽です。

一方で、戦闘シーンでの婁宿の成長ぶりには目を見張りました!字が浮かんで能力を自在に操る姿、鴉の民陣営にいた頃は肝心な時に能力が使えなくて悔しがっていたのに、今はしっかり鈴乃を守れる七星士に成長してる…😭✨ 「草」の魔力と闘志がどんどん強くなってて、この子の成長が本当に嬉しい!

衝撃の現代帰還と正次兄さんとの再会
そして最大の衝撃は、ニルシャの攻撃の最中に突然現代に帰還してしまう鈴乃!「還ってきてしまった みんなを置いて」という鈴乃の心情が切なすぎる…。危機一髪で助かったはずなのに、婁宿たちを置いてきてしまったことへの罪悪感でいっぱいなんですね。

帰還シーンは玄武の斗宿編を思い出します。特に驚いたのは、下着姿で戻ってきた鈴乃を正次兄さんが抱きしめるシーン!心配のあまりつい抱きしめてしまう正次と、複雑な表情の鈴乃…。この対比が絶妙すぎる。

この展開で興味深いのは、鈴乃が巫女として成長している点。ただ帰れて嬉しいというだけじゃなく、七星士たちのことを心配している。婚約者との再会より、置いてきた仲間たちが心配でたまらない。この変化こそが、鈴乃の巫女としての成長を物語っていますね。

昴宿の真の目的が明らかに!
昴宿(ドゥリン)の真の目的も衝撃的でした!七星士の力を「生まれながらの呪い」と感じ、白虎の巫女に復讐するために皇帝の妃になることを承諾したなんて…。昴宿の悲しい過去と、父親が持つ太陽の紋の腕輪の謎も気になります。

「時間を操作する」という強力な能力を持ちながら、それを呪いと感じる昴宿の複雑な感情が描かれていて、キャラクターの奥深さを感じます。朱雀編での昴宿の姿と重ねながら読むと、この成長過程がより味わい深くなりますね。

大僧院での「天帝の舞」を鈴乃に押し付ける展開も、昴宿の計算高さを感じさせます。この七星士、本当に仲間になるのか…?奎宿との因縁も含めて、これからの展開が楽しみでなりません!

ニルシャとネイランの関係性にも注目
「月のもの」でダウン中のネイランに「俺の方が穢れてる」と言って近づくニルシャ。ネイランがニルシャに「女として」意識されていないのではと感じるシーンも興味深い…。ここにも新たな恋愛要素が芽生えつつある?ニルシャのコンパスを使った黒猫の術も不気味でカッコいい!

そして「天帝の意志を継ぐ」という大僧院の主張にキレ気味のマァル様(実は天帝本人)のリアクションが可愛い😂 宗教と政治が絡む西廊国の社会構造も、これまでのふしぎ遊戯とはまた違う面白さがありますね。

次回への期待
現代に戻った鈴乃はこれからどうするのか?眼鏡や必需品を持って再び西廊国に戻るのか、それとも正次との関係をはっきりさせてから戻るのか…。そして置き去りにされた七星士たちは無事にニルシャの攻撃をかわせるのか?

特に気になるのは、もし鈴乃が戻った時、婁宿に正次の存在をどう伝えるのか。純粋な婁宿が傷つかないか心配で仕方ありません…😣 でもこの葛藤があるからこそ、鈴乃と婁宿のラストでの愛の深さが際立つんですよね。これがふしぎ遊戯の醍醐味!

まとめ
15話は婁宿の苦悩、鈴乃の帰還、昴宿の復讐心と、キャラクターたちの感情が複雑に交錯する名回でした!特に現代への帰還というまさかの展開に、次号がものすごく待ち遠しい…。

四神シリーズを読んでいる方も、初めての方も、この複雑な感情と展開の妙を味わえる白虎仙記は絶対におすすめです。特に恋愛模様の描き方が本当に絶妙で、登場人物たちが生き生きとしていて、四神シリーズの集大成としての深みを感じられる作品です!

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感想や見どころ

四神シリーズの集大成!白虎編の魅力

ふしぎ遊戯ファンとして長年待ち望んでいた白虎編がついに連載され、もう興奮が止まりません!朱雀・青龍編から玄武編、そして白虎編と続く四神シリーズの時系列が「玄武→白虎→朱雀・青龍」と繋がり、壮大な物語の全容が見えてきましたね。

特筆すべきは、朱雀編で語られていた「婁宿の初恋」の真相が明かされていること!あの110歳になっても初恋の鈴乃を想い続けていた婁宿が、白虎編では12歳の少年として登場。兄・カサルを失った悲しみから七星士として目覚め、純粋無垢な恋心で鈴乃にアプローチする姿に胸キュン必至です。

「僕が守るから!」と真っすぐな告白をする婁宿に、思わずキュン死してしまいました。白虎編では「子供から大人へ成長する婁宿」と「巫女として成長する鈴乃」の姿が丁寧に描かれていて、二人の関係性の変化を見守る喜びがあります。朱雀編を知っているからこそ、この二人の恋の行方に胸が締め付けられますね。

キャラクターたちの魅力が光る!

白虎編の魅力はなんといっても登場人物たち!おっとりとしていながらも芯の強さを持つ鈴乃、純粋で一途な婁宿、プレイボーイだけど頼れる奎宿、そして謎に包まれた昴宿…一人ひとりが魅力的です。

特に奎宿(とかき)の描写が素晴らしい!朱雀編で鬼宿の師匠として登場した彼の若かりし日の姿が描かれ、チャラいのに危機的状況では頼りになるギャップがたまりません。「お礼に一晩…」とナンパしつつも鈴乃たちを守り抜く姿は、男性キャラの魅力の描き方の手本といえます。

敵役も魅力的!人間と虎人の混血である寧蘭と、呪術師ニルシャのコンビが不気味かつ魅力的。特にニルシャは朱雀・青龍編での重要性が匂わされていて、彼の過去と成長過程が見られるのも白虎仙記の醍醐味です。

玄武編との繋がりに涙!

玄武ファンにとっては12話が涙腺崩壊必至!35歳くらいになった女宿と室宿の姿、そして觜宿おじいちゃんが登場した時は思わず叫んでしまいました。

特に感動したのは多喜子と女宿の再会シーン。17歳で亡くなった多喜子が女宿の前に姿を現し、女宿が「多喜子…多喜子…」と何度も名前を呼びながら抱きしめるシーン。玄武ラストで亡くなった多喜子を抱いて泣いていた女宿が、18年ぶりに愛する人と再会できる奇跡の瞬間に涙なしには見られませんでした。

白虎仙記は単独でも楽しめますが、玄武編も読んでいるとさらに感動が倍増するので、未読の方はぜひ「玄武開伝」から読んでみてください!時系列順に読むと四神シリーズの壮大な物語がより深く味わえますよ。

繊細な心情描写と美しい世界観

渡瀬先生の真骨頂である繊細な心情描写も健在です。鈴乃の「両親を失った悲しみ」「婁宿への想い」「正次兄さんへの罪悪感」という複雑な感情が丁寧に描かれ、読者の心に深く響きます。

また西廊国の世界観も魅力的!砂漠地帯を舞台に、疫病や干ばつに苦しむ国の様子、皇帝と法王の権力闘争、虎人との共存問題など、社会的な課題も盛り込まれています。オリエンタルな衣装デザインの美しさも特筆もの。鈴乃の西廊国風衣装が可愛すぎて、コスプレしたくなるほどです!

デジタル作画になったことで、渡瀬先生の繊細な線と美しい構図がより鮮明に表現されていて、ビジュアル面でも大満足の仕上がりになっています。

白虎仙記だけの新しい魅力

朱雀・青龍編では描かれなかった「宮廷内の政治」や「宗教と国家の関係」という要素も白虎仙記の新しい魅力。皇帝ナヒドと法王ステヴァ・ウルの権力争いは、歴史ドラマのような奥深さがあります。

また「現実世界と本の世界を行き来する」という設定も斬新で、鈴乃が現実で婚約した正次と、本の世界で愛する婁宿との間で揺れる心情が切なく描かれています。この三角関係がどう決着するのか、そして鈴乃がどちらの世界に居場所を見つけるのか、結末が気になってページをめくる手が止まりません。

太一君(マァル)の正体についても少しずつ明かされていて、四神シリーズの謎が解き明かされていく過程も見どころの一つです。

未読者にも魅力が詰まった名作

「ふしぎ遊戯」シリーズを読んだことがない方にも、白虎仙記はぜひ読んでいただきたい作品です!現代から異世界へ行くというファンタジー設定、純粋で切ない恋愛模様、魅力的なキャラクターたち…少女漫画の王道要素が詰まっています。

渡瀬先生の描く繊細な表情や感情の機微は、何十年経っても色褪せない魅力があります。「青春時代に読んで感動した作品を、大人になった今また同じ気持ちで楽しめる」というのは、漫画の持つ素晴らしい力だと思います。

特に白虎編は四神シリーズの中でも繊細な感情描写と壮大な世界観のバランスが絶妙で、未読者でも十分楽しめる完成度。それでいて、シリーズ全体を読むとさらに深い感動が味わえる奥深さもあります。

これから物語がどう展開していくのか、鈴乃と婁宿の恋がどんな結末を迎えるのか、七星士たちがどう集結していくのか…続きが本当に気になって夜も眠れないほどです!

まだ手に取っていない方は、ぜひ「ふしぎ遊戯 白虎仙記」の世界に飛び込んでみてください。きっと渡瀬先生の紡ぐ物語の虜になること間違いなしです。私のように「明日発売?」と毎月心待ちにするファンが増えることを願っています!

人生で出会える素晴らしい漫画は限られています。「ふしぎ遊戯」はそんな一生モノの宝物になる作品です。全シリーズ制覇を目指して、まずは白虎仙記から読んでみませんか?

漫画「ふしぎ遊戯 白虎仙記」最終回予想!

物語の結末を左右する鈴乃の選択

まずは鈴乃の帰還問題から予想します!現実世界に戻った鈴乃は、最終的に西廊国へ再び戻ることになるでしょう。おそらく正次には真実を打ち明け、互いに涙ながらに別れを告げる展開になると思います。正次は士官学校で新たな道を歩み、鈴乃を心の中で応援する形に。これは朱雀編での美朱と須磨の別れを彷彿とさせるでしょう。

鈴乃が西廊国へ戻る際には、及川先生の協力を得て、眼鏡や必要な物を用意した上で、意図的に四神天地書の世界へ入る決意をする姿が描かれるはず。この時、「白虎の巫女として国を救う」という使命と、「婁宿への想い」という二つの気持ちが彼女の心を動かすことになります。

七星士全員集結とネイラン・ニルシャの運命

最終回までには、白虎七星士が全員集結するでしょう!昴宿(ドゥリン)は当初敵対していますが、奎宿との因縁を通して心を開き、最終的には鈴乃の味方になると予想。彼女の時間操作能力が物語の重要な鍵となり、婁宿が急成長する要因になりそうです。

ネイランとニルシャの関係も大きく変化します。ニルシャが最終的に寧蘭を守るために自己犠牲的な行動を取り、青龍七星士としての別の使命に目覚めるのではないでしょうか。朱雀編でニルシャが重要な役割を担っていたことから考えると、彼は最終的に生き残り、朱雀・青龍編へと繋がっていくはずです。

寧蘭については、虎人と人間の混血という設定から、西廊国の人間と虎人の融和の象徴として重要な役割を担うと予想。最終的には白虎の力によって救われ、自分の真の居場所を見つける展開になるでしょう。

婁宿の成長と感動の結末

物語のクライマックスでは、西廊国を襲う干ばつと疫病の危機を前に、鈴乃が白虎を召喚することになります。ここで玄武編と同様、「巫女が生贄になる」という展開が示唆されるものの、婁宿の犠牲的な愛と昴宿の時間操作能力によって、鈴乃は命を落とさずに済むという奇跡が起こるでしょう。

婁宿については、昴宿の能力で時間が操作され、朱雀編で見られた大人の姿へと成長する瞬間が描かれると予想します。12歳の少年から一瞬で大人へと変貌し、鈴乃との愛を成就させる感動のシーンが待っていそうです。この成長は一時的なものではなく、彼が真の「婁宿」として覚醒する瞬間になるはず。

朱雀・青龍編との繋がりと感動のエピローグ

最終回のエピローグでは、鈴乃と婁宿が西廊国に平和をもたらした後の姿が描かれるでしょう。また、朱雀編との時間的なつながりを示す重要な伏線も明かされるはず。具体的には、婁宿が朱雀の巫女・美朱と出会うまでの長い年月と、「鈴乃を頼む」と最期に言葉を残した理由が明らかになると思います。

さらに玄武編との繋がりも強調され、女宿や室宿たちがその後どのような道を歩んだのかが示されるでしょう。四神シリーズの時間軸「玄武→白虎→朱雀・青龍」が完全に繋がり、壮大な物語の集大成として感動的なラストを迎えると予想します。

太一君(マァル)の正体と四神の秘密

もう一つ重要な点は、太一君(マァル)の存在です。「天帝」という設定が明かされていますが、最終回では彼が四神を創造した存在であることや、なぜ巫女たちを「本の世界」に導いていたのかという真の目的が明かされるはず。四神を統べる存在として、彼が物語全体の鍵を握っていたことが判明すると思います。

現実世界と本の世界の時間の流れの謎も解明され、四神天地書が持つ本当の力と目的が明らかになるでしょう。そして、鈴乃がどうやって現実世界と行き来できるようになるのか(もしくは完全に西廊国に留まるのか)という最後の謎も解かれることになりそうです。

最後には、婁宿と鈴乃の子孫が朱雀編の時代にも生きているという衝撃の事実が明かされ、四神シリーズの血脈が未来へと繋がっていく希望に満ちたラストシーンで締めくくられるのではないでしょうか。

渡瀬先生の描く結末は、きっとファンの想像を超える感動的なものになるはず。朱雀編を読んで育った世代が大人になった今、白虎編の完結によって「四神シリーズ」という壮大な物語が完成する瞬間を、私も一人のファンとして心から楽しみにしています!

漫画「ふしぎ遊戯 白虎仙記」はraw、rar、zipなどで読める?

「ふしぎ遊戯 白虎仙記」はraw、rar、zipなどでは読めませんでした。

今後読めるようになったとしても、刑事罰対象になったりウイルス感染した人もいるのでやめておきましょう。

漫画raw見てたらウイルスが止まらへん
なんだこれ さとう (@nQXYYmmBD911158)

ヤフー知恵袋ではサイト閲覧しただけでは感染しないという回答もありますが、サイト閲覧だけでもウイルスに感染することはあります。

安いセキュリティソフトの性能試しに適当にウイルスサイト閲覧してたらウイルスまみれになってた。
セキュリティソフトもあてにならないな。 麺屋のバスケ (@HITACHI_NEC)

知恵袋の回答も正しいとは限らないので注意が必要です。

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Posted by mito