「死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから」の最終回結末ネタバレと犯人、死に戻りの真実について紹介していきます。
ミゲルが犯人かに思われましたが、実は想像もつかない意外な人物が関係していました。
結末はハッピーになりながらもヴィンセントの気持ちが切ない流れになっています。
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死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから最終回結末ネタバレ！
結末は死に戻りループを終えた三人が、幸せに未来を歩み始めるハッピーエンドとなっています。
ヴィンセントとオリアナは恋人関係に戻りますが、ヴィンセントのみが前回の記憶を残していて、その記憶やループ、死に戻りの真実を伝えていきます。
死に戻りの真実を知った二人は、改めて自己紹介をして自分の好きな人を打ち明けていき…
ヴィンセントを亡き者にした犯人はミゲル？
ヴィンセントを亡き者にした犯人は一部ミゲルでもありますが、真犯人ではないです。
竜木を折り、その証拠を隠滅しようと暖炉に竜木を入れたマホキュー部が直接的な犯人です。
暖炉で燃やされた竜木から甘い香りが出てきて、それが命を奪うきっかけになっていたのでした。
ループの末、それを突き止めたヴィンセントが竜木が燃やされるのを防ぎます。
死に戻りの理由や真実は？
一連の死に戻りは、ヴィンセント、オリアナ、ミゲルの3人に対し、竜神からやり直しの機会を与えられた竜神の審判でした。
竜木が燃やされる事態を止めたことで、審判が下され、毎回死んでしまっていた春の中月の十七日も通り越すことができ…
ミゲルが審判役兼恋人役となっていましたが、恋人役はヴィンセントが何度死に戻っても竜神の力を跳ね除けてオリアナと恋人になっていたのでした。
審判役のミゲルは8回ループしていましたが、8回とも記憶が残っていったのはミゲルだけ。
しかし、ミゲルは審判役のためか、ヴィンセントたちのために記憶を使って手助けしようとすると、いつもより早くヴィンセント達が死に戻ってしまうことに気づいていたのでした。
そのため、傍観者に徹していましたが、オリアナとミゲルのループは8回までで、それ以上はもうループできないと前緑竜公爵に告げられます。
感想
ループと記憶を通した、深い愛の物語に夢中になって読むことができました。
竜の審判を通して、オリアナとヴィンセントの愛は様々な角度や形を変えるきっかけになっていました。
同じ二人のはずなのに、死に戻り前の記憶をどこまで持っているかで、表向きは恋人同士なのに違う関係になってしまいます。
そのために、記憶を持っている側はとても切ない気持ちになっていました。
死に戻りものは他の作品でもありますが、自分だけが記憶を持っている寂しさを浮き彫りにした、悲しくも少し変わった愛の形を描く素敵な物語でした。
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