魔王城の料理番3巻ネタバレと漫画感想!ゾルトの祖父母とツムギの告白!?

この記事では、「魔王城の料理番 ~コワモテ魔族ばかりだけど、ホワイトな職場です~」3巻のネタバレ感想をお届けします。

3巻ではゾルトの祖父母が登場し、進みそうで進みにくいゾルトとツムギとの関係、シューガとの訓練、バレンタインのようなイベントでツムギの告白的なものまで出てきます。

シーモア限定おまけマンガではツムギの健気でジーンと心打たれるエピソードが描かれていて、おまけとは思えない本編ばりの満足度の高いストーリーになっていました。

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「魔王城の料理番 ~コワモテ魔族ばかりだけど、ホワイトな職場です~」3巻全話ネタバレと漫画感想!ゾルトの祖父母とツムギの告白!?

10話 精霊にさらわれたツムギの危機

魔王城の裏庭の深い森にやってきたゾルトとツムギでしたが、ツムギはゾルトとはぐれてしまい。

気づくと自身を精霊だという謎の男とのティーパーティーに参加させられていました。

その精霊はツムギのために紅茶を淹れてくれて、怯えていたツムギにも勧めます。

精霊自身も好物だというおいしい紅茶をもらったことで、安心しそうになったのもつかの間。

精霊はツムギを連れてきた理由として、ツムギの腕をもらいたいと言うのでした。

なんでも、彼は倒れた妻に滋養のあるものを振る舞いたいそうで、若い女性の肉を欲していたのだとか。

腕をもらった後にツムギに繋いであげる腕のスペアを見せてくる精霊。

どうやら本気で彼はそれを言っているようで、ツムギはその場から逃げ出そうとしますが、高台の上でお茶をしていたため決死の覚悟で飛び降りるしかありません。

そんなとき、精霊は誰かが来たことを感じ取ったようで、その場から逃げようとツムギを抱えてその場から飛び立ちます。

森の一角に降り立つと、なんとゾルトが彼らを追ってきていました。

ゾルトの怒りに満ちた顔を見てツムギは精霊に逃げて欲しいことを伝えて…

しかし、結局ゾルトに追いつかれて、ツムギは観念しようとしますが、そこで精霊とゾルトが旧知の仲のように親しげに会話していることに気付きます。

精霊とゾルトの意外な関係が明らかに。

精霊の妻のために、仕方なく代わりの滋養のあるマンドラゴラを取ることになったツムギ。

職人しか取れないと言われていたものですが、ツムギは鑑識眼で意外な採取方法を知ります。

マンドラゴラの自生地にやってきたツムギは早速マンドラゴラの横に近づき、その方法を実践するのでした。

思いがけない方法で手際良くマンドラゴラを引き抜いたツムギ。

早速それを調理して、精霊の妻でもおいしく食べられるようにシチューにしてあげます。

精霊もゾルトもそのシチューの美味しさに驚いていました。

マンドラゴラの抜き方が良かったために、味も増幅していたのでした。

精霊も嬉しくなって、妻にシチューを食べさせようと、彼女を呼びにいきます。

しかし、そこにやってきたのは、意外な生い立ちを持つ女性だったのでした。

11話 ゾルトの祖母はツムギと結婚させたい

精霊の妻は実はツムギと同じ人間でローラという女性でした。

精霊はゾルトの祖父であり、カルワンシーという名前でした。

さらにゾルトはなんと魔王の息子だったことが打ち明けられていきます。

ゾルトの祖母でもある彼女は、ツムギのことをゾルトの婚約者だと勘違い。

祖父である精霊がゾルトを別室に誘導し、ローラとツムギが二人きりになるようにセッティングします。

ローラはゾルトとツムギが上司と部下だという説明を聞いて、ツムギがゾルトの嫁になるようにツムギにガンガンとゾルトのアピールをしていきます。

成人式の写真や子供の頃のゾルト、成績も優秀で名門出であることをツムギに説明していきますが、ツムギの反応の薄さにローラは作戦を間違えたことを確信。

ちょっとした話題からツムギが部下として優秀であることをお世辞で言うと、意外にもツムギの顔が輝き出し、逆に心配にもなるのでした。

ローラはゾルトの好きなお菓子を作るため、ツムギに花蜜の材料を一緒に取りに行ってもらうことに。

花の魔物と対峙したツムギですが、あっというまに魔物に捕縛されてしまいます。

ローラの助けを借りて、なんとか危機を脱しますが、調理部隊をやめほうがいいのでは?と言われ、ツムギはそこでとっさにそのつもりはないことを伝えます。

ここで、ツムギはゾルトと一緒にいたいこと、ゾルトに認められたい気持ちがあることを自覚するのでした。

花蜜を採取し、調理場に戻ってローラとお菓子作りを開始。

出来上がったシュークリームに、精霊もゾルトも大満足。

精霊はローラへの愛する気持ちを伝え、ローラといい雰囲気に。

その後、ゾルトが以前ツムギに渡した軟膏が実は高価なものだったことが分かり、ツムギがゾルトから大事にされていることが感じられてきます。

12話 シューガとのダンジョン訓練で思い出されるゾルトとの出会い

12話ではツムギとシューガがゾルトやユンたちに内緒で2人でダンジョンに訓練に出かけることになります。

ツムギが調理場を離れて遅くなっていたため、様子を見に行ってみるとある魔族に絡まれていたのでした。

さらに、そこから狩猟ランキングでツムギが最下位ではなく、その魔族の息子が最下位だったことから、先輩のシューガとも争いがはじまってしまいます。

ユンがその場を収めますが、ツムギがさらに強くなれるやうにとシューガはツムギをダンジョンに連れていくのでした。

ダンジョンにまつわる恐ろしい話を聞きながら、奥に進んでいくと、開かれた草原に到着。

そこで、最弱の魔物であるコブタに勝つことから始めます。

しかしコブタとの戦いにも勝てなかったツムギに、シューガは訓練を諦めかけていて。

そのとき、隠しスイッチで地下に落とされてしまうツムギ。

シューガの助けで怪我せずにすみましたが、シューガは足を痛めてしまっていたのでした。

空腹で憂鬱な気持ちになったシューガのため、ツムギはシューガが捕まえたまずいコブタを鑑識眼で調理することに。

その間、シューガは子供の頃にゾルトに拾われた時のことを思い出していました。

マズい豚ばかり食べていたシューガの元に、調理されたソーセージバケットを渡すゾルト。

それをきっかけに、シューガはゾルトの元で調理部隊に入ることを決意したのでした。

ツムギが作った燻製ブタのサンドイッチのうまさに、シューガはゾルトとの思い出を思い出します。

元気を取り戻したシューガとともに、落とされた地下から這い上がる二人。

そこで、ツムギはシューガのために再度コブタに戦いを挑むことになります。

13話 フィービリティーのプレゼントとゾルトへの想い

13話はフィービリティーの日という、人間界のバレンタインと同じイベントの出来事になります。

ここでツムギがプレゼント作りに奮闘することになるのですが、思いがけずゾルトに好意を伝えることに!

ただ、本当の恋心から来ているものではまだまだ無さそうで、残念なようなツムギらしいような不思議な気持ちになりました。

フィービリティーの日を前に、ツムギは魔王城の風習を知ることになります。

義理で魔石を詰めたプレゼントをするのが習わしで、ツムギは成り行きで調理場のユンやビネガルたちにそれをあげる約束をします。

しかし、ゾルトに聞いたところ、人間には魔石に魔力を込められず、魔石プレゼントができないことが分かり。

ビネガルのアドバイスの元、ツムギは仕方なく別の案を考えます。

フィンがツムギを導いて、先日ダンジョンの落とし穴で見つけた石を鑑識するように誘導されます。

すると、その石はなんとチョコの原料になる材料だったことが分かります。

しかし、殻が硬すぎて自力で開けられないため、なんとか鑑識眼を繰り返しながらその調理法を模索するものの、疲労で倒れてしまうことに。

心配したゾルトがツムギから事情を聞いて手伝ってあげるのでした。

ゾルトを魔法の力も借りながら、順調にチョコができていきます。

ツムギにとって最初にそれをプレゼントしたい相手は、ゾルトでした。
そこでツムギは、ゾルトが一番でないといけない理由を、自分の気持ちと共に伝えるのでした。

このときのゾルトの反応がとても困惑していましたが、もしかしたらゾルトもまんざらではないのではないかと期待が感じられる場面でもありました。

二人の関係が進むのも時間の問題かも?

その後、無事にプレゼントを調理場のみんなに渡せて、大満足のツムギなのでした。

おまけマンガ

おまけマンガでは、こっそりダンジョンに行ったツムギとシューガが叱られる場面になります。

ただし、シューガの意外な装いで難を逃れることに。

シューガの幼い頃はペットのようにかわいかったんだろうなと。

シーモア限定特典マンガ

シーモア特典限定マンガでは、フィービリティーのプレゼントを受け取った男性陣のお返しエピソードが描かれていました。

それぞれのズレた感性にツッコミどころ満載のプレゼントが笑いを誘う内容になっています。

後半では、ゾルトの意外なプレゼントと、その裏にあるツムギの健気で同情したくなる貧しいエピソードが隠れていました。

ツムギがあんなところから髪をまとめていたなんて不憫すぎる。

でも、ローラからもらったものは既にダメになっていた?と疑問も浮かんでくるところでした。

このおまけマンガはおまけに見えないほどジーンと心に響くエピソードも混じっていて、実質もう13.5話と言っていいくらい充実した内容になっていました。

他の読者レビューでもそうした感想が見られるため、とても満足です。

このエピソードを見れないままなのは、今後の展開の広がりにも影響してきそうなくらいです。

小説家になろうで続きを先取りして読める?

漫画原作のため、小説家になろうでは続きは読めませんでした。

魔王城の料理番はバンチコミックス発の漫画で、小説家になろうの原作ではありません。

そのため、なろうでは掲載されておらず、小説として読むこともできません。

その他のカクヨムなどの小説投稿サイトも同様です。

小説版も発売はされていませんでした。

漫画の続きを読む方法は、連載を待つしかありません。

魔王城の料理番はどこで読める?

各電子コミックサービスで配信されています。

また、連載元のバンチコミックスでも、漫画が一部無料で公開されています。

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