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鬼の花嫁10話ネタバレと見どころ【noicomiクレハ】

2025年5月17日2025年7月6日

noicomi vol.81に掲載の漫画「鬼の花嫁」10話。

この記事ではそのネタバレと感想を紹介していきます。

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漫画「鬼の花嫁」10話（10巻）ネタバレ含むあらすじと感想

10話では高道の幼少期と玲夜に仕えることになった経緯、玲夜との出会い、玲夜の婚約者である鬼山家の桜子と兄の桜河の話が出てきます。

10話で一番印象的だった点として、桜子が美しい！！
と同時に恐ろしい女性でした！

登場した当初は兄や高道もいたためか、清らかなイメージでした。
実際、兄に対しても婚約破棄の件は根に持っていない様子を見せています。

しかし、兄と別れた途端、不敵な笑みで柚子に良からぬことを企んでいることが発覚。

婚約者として幼い頃から厳しく育てられてきた桜子にとって、その話を無かったことにされてしまうのは簡単に納得できるものではないでしょう。
理屈ではあやかしの定めと分かっていても。
鬼山家全体も騒然とし、桜河含め落胆の色を見せていました。
そのなかで桜子だけ平穏でいられるはずがありませんよね。

むしろ一番心中穏やかでいられないのは桜子だったのでは…

兄の桜河も桜子が玲夜と結婚することを楽しみにしていたと、その気持ちを桜子に吐き出しています。

桜子は兄の桜河が大好きな様子。
（桜河ももちろんかっこいい！）

そんな兄の期待すら消されてしまったとなれば、花嫁の柚子には面白くないと思ってしまうところも出てくるのかと。

さらに、柚子とはまだ会ったこともない桜子ですが、婚約破棄の話を伝えに来た高道からはいい話を聞いていません。

どこにでもいそうなただの女子高生と。

高道もひどい評価を下していますね…
一読者としては柚子にそれほどひどい印象はありませんでしたが。

高道から聞いた柚子像で、桜子としては火が付いてしまったようです。

そんな高道も、柚子のことを認めたくない理由があったのでした。
それはやはり幼い頃から玲夜に仕え、自分が一番玲夜に近い存在だった自負があったから。
回想シーンでは桜河も出てくるのですが、三人の幼き頃の姿が既に尊い美しさでした！笑
玲夜がやばいです。10話は桜子含め眼福な回でした。

玲夜に出会うまでは、高道も優秀な子供でプライドも高かったのでした。
玲夜を一目見て、そんなプライドもなにもかもどうでも良くなり、人生を捧げる決意をしていました。

そんな経緯があったからこそ、柚子のことを認めたくない気持ちが湧き出てしまうようです。
なにより、玲夜の笑顔を独占できていたのは自分だけだったと、嫉妬する気持ちも大きいみたい。

柚子は玲夜の花嫁として、この二人の不満とどう対峙していくのでしょうか。

一方、玲夜は柚子のために、過去の柚子の誕生日もお祝いしてあげることに。
柚子はあまりの嬉しさに自分も玲夜を喜ばせたくなります。
玲夜の望みは柚子からのキス。しかも唇に。
しかし柚子はまだ恥ずかしくて頬が精一杯です。

そんな柚子に対しても、玲夜は優しく応えてこれから先の楽しみに待っていると。
幼い頃の玲夜を見たせいで、今の玲夜のかっこよさが倍増して見えてしまいます。

二人の進展も少しずつ見られて嬉しい限りでした。

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