傷モノの花嫁ネタバレ全話を最終回まで!暁美と麗人、白蓮寺家の結末は?菜々緒と夜行はハッピーエンド?

ここでは漫画「傷モノの花嫁」全巻全話のネタバレ込の感想を紹介します。

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「傷モノの花嫁」全巻全話ネタバレ込の感想まとめ!

1巻 菜々緒の迫害から婚姻まで

1話ネタバレあらすじ 人以下の迫害に耐えて生きる菜々緒

幼い頃の菜々緒は霊力の高さから白蓮寺家の後継ぎである麗人の婚約者でしたが、大人になった現在は従姉の暁美が麗人の妻になっていて、紅椿家の当主を朝餉で迎えていました。

菜々緒は猿面を付け、暁美の情けで朝餉の支度をする役割を与えられています。

その報酬として与えられるのは、わずかなお団子のみ。

屋敷から小屋に帰ろうとする菜々緒でしたが、その途中傷モノだからと小石を投げつけられ、逃げるように走り去っていき…。

菜々緒が今の境遇になったきっかけは、幼い頃、麗人にもらった白木蓮のかんざしをなくしてしまったときから。

山菜採りに行った森へ暁美と一緒にかんざしを探しに行くと、結界である注連縄の外にあったのでした。

少しの距離だからと、暁美に促されてそれを取りに行くと、あやかしの猩猩(しょうじょう)に攫われ傷モノにされてしまい…。

猩猩の巣で発見された菜々緒は、助け出されたものの、額に妖印が付いていて、麗人からも猿臭いと忌み嫌われるようになってしまいます。

暁美が傷モノの菜々緒の代わりに麗人の正妻となり、子供も身ごもってその報告を小屋の菜々緒にしに来ます。

暁美の結婚式に来なかった菜々緒がその弁解をしようとすると、しゃべることを許されてないからと、棒切で叩き伏せていき…。

菜々緒は禊のために泉で体を清めていましたが、そこで暁美が言っていたように、自害をして楽になろうかとかんざしを自分に向け始めるのでした。

そこに、ある男性が血の匂いを追って菜々緒のもとにやってきます。

猿面を見て猩猩にさらわれた娘であることを悟りますが、菜々緒がしゃべらないことや木にかけてあった着物が貧しいことに不思議に思い…

後半では菜々緒の苦労が少しずつ夜行に認められていき、清々しい気持ちになりました。

菜々緒の汚れた血を舐めただけで朝餉の作り主を悟った夜行が子供のように陽気な笑顔になっています。

霊力の高い菜々緒を気に入ったようで、自分の花嫁にすることを菜々緒に打ち明けています。

2話ネタバレあらすじ 尊厳を回復した菜々緒と転落する暁美

2話は白蓮寺家から菜々緒が救出され、両家の合意の元、紅椿夜行の妻として紅椿家へ嫁ぐまでの話になっています。

菜々緒がやっと大切にされてホッとしました!
さらに、白蓮寺家に対してはスカッとした気分になりました!

特に暁美の悔しさに歪む顔が凄まじかったです。

紅椿への縁談が決まり、晴れ姿で白蓮寺家を出ていくのですが、見送る暁美は菜々緒が憎らしくてしょうがないといった様子でした。

それもそのはず。

五家の序列一位の紅椿へ嫁ぐだけでもプライドが許さないどころか、人以下の傷モノに夫の麗人の心を奪われてしまったのですから。

そう、仮面を外した菜々緒は美しい女性に成長していました。

夜行が傷ついた菜々緒を救い連れ去る際、麗人の前で仮面を外していました。
麗人はその菜々緒の顔を見て一目惚れ。

あれだけボロボロに虐げゴミのように扱ってきたのに最低なクズ男ですね。

この事態を予期して、仮面は麗人が傷モノに惚れてしまうのを防ぐ役目もあったのでした。

他にももちろん仮面の役目はあり、そっちは吐き気のする内容です。

それは菜々緒の自尊心抹消と人以下の目印です。

菜々緒が自分のことを人以下だと自分で思い込むように、あの仮面は妖印以上に自尊心を奪う役目があったのでした。

白蓮寺家は恐ろしい家ですね。
迫害するとなると徹底して虐げぬいています。

夜行もそんな白蓮寺家に怒りをあらわにしていました。

麗人が菜々緒に心を移したことが知れたのは、菜々緒の処分について一家で議論していたときです。
菜々緒を紅椿に嫁がせるのではなく、麗人は自分の側室にしようとしていました。

それを聞いた暁美の顔が狂いそうになるほど怒りをにじませたのは言うまでもありません。

あれだけ菜々緒を貶めてきた暁美だけに、屈辱でしかないでしょうね。

結果的に菜々緒が紅椿に嫁ぐことに決まった訳で、麗人の心も奪っていったのですから、殺したいほど憎んでいることでしょう。

人の自尊心を取り戻し始めた菜々緒にとって、暁美が向けるその感情がどれだけ苦痛だったか理解できるようになっていました。

その想いを受け止めて菜々緒をお姫様だっこして連れて行く夜行にドキドキしました。

夜行が不敵な笑みを浮かべながら麗人たちに浴びせた一瞥も爽快感とともに気になりました。

次回は紅椿家に正式に妻としてやってきた菜々緒がどんな幸せな待遇と生活を送るのか、期待が高まります!

3話ネタバレあらすじ 夜行の求婚と菜々緒の夜伽のつとめ

3話は白蓮寺家から連れ出され、紅椿家に嫁いだ菜々緒のお話です。

キュンとして菜々緒が大切に扱われて幸せな回でした!

見どころは夜行のプロポーズで間違いなし!

跪いて真剣に菜々緒に気持ちを伝える夜行にキュンキュンです!

夜行の姿が美しい。

菜々緒もそんなプロポーズを受けて頬を赤らめていましたが、それ以上に過去の傷が気持ちを邪魔しているのも分かりました。

体の傷も心の傷もまだまだ癒えておらず、夜行の好意を素直に受け取ることができません。

麗人への恋心が無惨に踏みにじられ捨てられた記憶が、菜々緒の恋心にも抑制をかけてしまっていました。

ここは菜々緒の気持ち痛々しいほど伝わって可哀想になってしまいます。

もうあんな辛い思いをして傷つきたくないがために、菜々緒は恋に恐怖すら感じてしまうようになっています。
ようやく白蓮寺から出れたのに、心は白蓮寺で受けた虐待を重く引きずっていました。

菜々緒が夜行の愛を受け止めるには、まだまだ癒やしが必要なようです。

夜行もそんな菜々緒の様子に気付いて、しばらく様子を見ることにしたよう。

菜々緒も夜伽教育を受けていたため、夜行の嫁としての務めを果たそうとしますが、夜行はまだそれは考えていませんでした。

もっと二人の関係が甘々になってからのお楽しみのようです。

菜々緒に皇都の景色を一望できる高台に連れて行ったシーンも綺麗で素晴らしかったです。
そこに至るまでの道のりが紅椿の敷地ならではの幻想的な空間になっていました。

白蓮寺では決して見ることのできなかった景色に、菜々緒も感動していました。

様々なあやかしが使用人として使われているのも紅椿の特徴で、これから色々なあやかしが登場しそうな予感です。

菜々緒が夜行に心を開くときが待ち遠しくなる終わり方でした。

4話ネタバレあらすじ 夜行が菜々緒を娶った本当の理由

4話は菜々緒が夜行の花嫁に選ばれた理由が明かされていました。

菜々緒は夜行に嫁いで幸せになるという単純な話ではなかったんですね。

理由を知ったときはショックでした。
菜々緒の苦しみは完全に終わったわけではなかったと。

菜々緒にすり寄っていく夜行を見て、初めは夜伽の続きか?と思ってしまいました。
ガブリもてっきりその前戯かと。

でも夜行自身にもやむを得ない事情があってそれをしているわけなので。

夜行がその呪縛から解き放たれたら、本当の意味で菜々緒も幸せになれそうな気がします。

たとえ呪縛が残っていたとしても、夜行は菜々緒に好意を抱いているのは間違いないようでした。

菜々緒もそれをどこか感じ取っていました。

夜行が自分の呪縛に苦悩して、菜々緒に申し訳なく思っている様子も感じられたようです。

菜々緒は自分自身の境遇とも重ね合わせて、夜行の呪縛と心も受け入れていました。

あんなことがあったばかりなのに、夜行をかばう菜々緒が健気で悲しくもなります。

夜行のその呪縛を知ったら、逃げ出さない花嫁はいないはずです。
その点を夜行も分かっていたからこそ、菜々緒は都合が良かったわけです。

花嫁とは別に側室の血を吸う方法もあったかもしれませんが、その側室も長続きはしないでしょう。

とすると、今まではその血をどう賄っていたのか気になります。
4話のなかで出てきた話のなかで推察すると、夜行の母がそれをしていたのではないかと。

後鬼が言いにくそうにしていたこととも合点がいきます。

夜行の母がどうなっているのかは分かりませんが。

菜々緒の血は夜行にとっても好ましかったようで、逃げ場のない花嫁というだけではないことも分かります。

3話のプロポーズではこのつとめの意味も含まれていたんだなと、少しさみしい気持ちもありますね。

後半では菜々緒を失った麗人が暴走しはじめている様子が描かれていました。

暁美は菜々緒のように朝餉に霊力を込められないため、完全にそっぽを向かれているようでした。
4話ではもはや顔すら描かれてませんでしたよ。哀れ暁美。

ちなみに前半では菜々緒が夜行のために朝餉を作る健気な姿も出ていて、菜々緒がいかに花嫁として優秀だったかが見て取れます。

麗人は自分が菜々緒を虐げてきたのは猿面を押し付けた祖父たちのせいにし、菜々緒への恋心を正当化しようとしていました。

菜々緒は自分のことを想っていると思い込んでいる節もあり、狂気の色も見て取れます。

夜行の呪縛のことも知ったため、助け出そうと考えていて、紅椿家や夜行とトラブルが起きそうな予感です。

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2巻 皇都生活と麗人

5話ネタバレあらすじ 妖印で負った心の傷を癒やされ

5話は菜々緒の妖印に迫る内容となっていました。

夜行のやさしさたっぷりでほっこり甘かったです!

妖印は実は生涯背負っていかなければいけないものではありませんでした。

おそらくそれは夜行でなければできないことです。

白蓮寺家もその方法を知らないわけはなかったはずです。

鬼神と言われる夜行だからこそ、そのあやかしを退治することができるのでしょう。

白蓮寺家では退治まではできないと踏んでいたのでしょうか?
あの家はあやかしを退治するイメージはありません。

たしかに夜行の力なら、菜々緒の妖印を消すことはできそうです。

菜々緒のためにそれを誓っている夜行の微笑みがとても素敵でドキドキしました。

菜々緒も嬉しくて温かい気持ちになっていたみたいです。

そもそもこの話が出てきたのは、妖印の傷に詳しい医者に診てもらったから。

菜々緒の長年の劣等感となっていた妖印のにおいも薬で抑えられるということでした。

この医者は五家の翆天宮の人間で、幸臣の父。
菜々緒が虐待されて傷ついた心も理解して癒やしてくれるような言葉をかけていました。

とてもやさしい人で、チャラい幸臣とは正反対の性格です。
こんな父がいるのになぜ幸臣はあんなになってしまったのか。

診療の後はカフェデートで過ごしていました。
コーヒーもプリンも初めての菜々緒がかわいらしいです。

今回の妖印にまつわる出来事を通して、菜々緒は自分自身の穢れについて振り返っていました。

血の穢れが伝染るという話も嘘だったことが分かり、菜々緒自身も自分の印と穢れを忌み嫌っていたことが分かります。

夜行にまで自分から触れることを躊躇ってしまうことから、菜々緒は自分が自分をどう見ているのかを見つめ直していました。

妖印を消せる事実や苦しみを理解され癒やしてもらったことを通して、菜々緒はこうしたことがようやくできるようになったのだと思います。

これからは一回り成長した菜々緒が見れそうです。

一方の白蓮寺では暁美が朝餉を作れなくて麗人の母に無能の烙印を押されていました。
胸がすくところですが、暁美は内心菜々緒に対して怒りを募らせています。

暁美がこの先どうなるのか、どうするのかも気になります。

6話ネタバレあらすじ 傷モノと呼ばれない皇都生活

6話では菜々緒が紅椿家で生活をしていく中で、過去の自分と向き合っていく様子が描かれています。

皇都デート、あやかし退治、病院での治療と菜々緒の振り返りなど。

前半では屋敷生活で後鬼と前鬼の夫婦のやりとりや、菜々緒の手慣れた薪割りにほっこりしましたが、後半以降はハラハラしました。

特にラストではあの女が病院にやってきて、菜々緒を見つけては早速いつものように罵っていました。

白蓮寺で菜々緒がいなくなって苦労していたのに、なにも変わっていないようです。

病院になにしに来たのかと思ってしまいます。

菜々緒は夜行とのデート中に突発的に血を吸われることになったので、その傷口の治療で訪れていました。

額の傷とにおいのこともありましたし。

暁美は赤子も連れておらず、菜々緒に用があった可能性もあったのでは。
麗人が菜々緒を夜行から取り戻そうとしていたので、菜々緒になにか企んでいるようにも思えます。

それまでは菜々緒は病院を一人で歩くことで、自分が傷モノと蔑まれないことを実感していました。

未だに傷モノになった原因は自分が結界の外に出たことが悪いと思い、そんな自分を許せずにいました。

それがだんだんと自分を許せるのではないかと思わせる流れだったときに、暁美が出てきています。

そもそも暁美が髪飾りを結界の外に投げたみたいですし、菜々緒の心の傷はこの女抜きには語れません。

暁美は白状してほしいところ。

皇都でのデートでは仲睦まじい二人が描かれていました。

道を歩く婦人がしていた日傘に興味を持った菜々緒に日傘を買ってあげるのですが、どうやらそれは身を守る術にもなるよう。

ここでは日傘がどう役に立つのかなにも明かされていませんでしたが。

その後、皇都に現れたあやかしに対処することになり、夜行は菜々緒の血をもらって撃退していきます。

五家綾小路家の子息真澄がその騒ぎにやってくるのですが、夜行とは折り合いが悪いよう。

真澄は菜々緒に一目惚れしていました。

夜行は菜々緒に惚気ているので、真澄のことは一層避けるようになりそう。

7話ネタバレあらすじ 麗人の介入で夜行との仲に亀裂

7話では暁美、麗人との再会を通して、夜行との仲にもヒビが入ってしまうことになります。

暁美も久しぶりに菜々緒に会って憎たらしさがすごかったですが、麗人は狂気を醸し出していて不気味な回となっていました。

暁美は菜々緒のおしゃれをとにかく小馬鹿にしていて、夜行の買ってくれた傘も横取りしようとしていて。

散々猿臭いだの、迷惑になるだのと言った挙げ句、とんでもない女です。

しかし、後半では暁美も麗人に蔑ろにされていました。

というのも、麗人は菜々緒に惚れてしまっているから。

菜々緒のことを終始色目で見ていましたが、菜々緒はそれに気付かず。

運の悪いことに、白蓮寺のかんざしを懐に持っていたことを麗人に知られてしまいます。

かんざしを見つけられたのは、菜々緒が噛まれた跡を麗人が強引に確かめたためでした。

そのことで、菜々緒は麗人に一層勘違いされてしまい。

麗人も久しぶりの再会ではありましたが、菜々緒からしたら暁美とともに自分を虐待し続けた人間。

にもかかわらず、麗人はなにごともなかったかのように菜々緒に好意を向けていました。

夫婦ともにどうしようもなく都合のいい人間です。

菜々緒もそんな麗人に怖さを感じてしまっていて。

夜行が割って入って助けますが、麗人はかんざしを根拠に菜々緒が自分に気持ちがあるのだと夜行に説明しだして。

真面目な夜行は菜々緒の気持ちを確かめますが、白蓮寺の虐待が身に染み付いた菜々緒はしっかりと答えることができず。

そこから夜行とも微妙に気持ちのすれ違いを感じるようになってしまいます。

とんでもない疫病神どもでした。

わざわざ皇都の病院に来ていた理由も、娘の琴美の怪我からですが、それも菜々緒がかばったからあの程度で済んだのに菜々緒を責めていて無茶苦茶です。

麗人は多少暁美をたしなめて見せてましたが、それも菜々緒への下心があるからでしょう。

菜々緒と夜行もこんなやつらの介入に負けないで欲しいです。

8話ネタバレあらすじ 菜々緒が簪を持ち続けた理由

8話は菜々緒と夜行のすれ違いから、菜々緒の心の闇が明らかになっていき、とても切なく悲しい回となっていました。

麗人の優しさを菜々緒は誤解してしまい、菜々緒は自分が紅椿から捨てられると思ってしまって。

それでも、菜々緒は白蓮寺にだけは死んでも戻りたくないと思っていて、悲しい選択をしようとしていました。

夜行も麗人のことを菜々緒に確かめることがここまで菜々緒を追い詰めるとは当然思ってなく。

菜々緒を助けた後は自分の軽率さを責めていました。

しかし、夜行は菜々緒がどういう麗人を選んだとしても、それを覆させるつもりでもいました。

夜行は菜々緒の境遇を以前から知っていて、菜々緒のことを助けたいと思っていたことが分かり。

その気持ちは夜行の幼い頃の記憶とも関係していたのですが。

菜々緒の強さや魅力、素晴らしさを理解した今では菜々緒に妻になって欲しい気持ちは大きくなっていました。

菜々緒の苦しみを受け入れ、菜々緒の居場所を作ってあげることを誓った夜行のやさしさにとても心を打たれます。

後半では夜行の深い愛と思いやりが感じられてドキドキしつつも感動する展開になっていました。

菜々緒がなぜかんざしをいつまでも持っていたのか?

その理由がついに明かされるのですが、とても苦しくて辛い後ろ向きな理由でした。

その菜々緒の想いを知ってしまった時、一読者としても大きなショックを受けました。

7話まで読み進めてみて、まさかそんな心の闇を抱えていたとは思わず。
夜行も同じくそこまでは予測できなかったことを後悔していました。

菜々緒がどれだけ虐待を苦にしていたのか、その決意の言葉を聞いてとても胸が苦しくなりました。

白蓮寺家が改めて憎らしくなってきます。

また、菜々緒は夜行とすれ違ったと思ってからは、良くない噂をいくつも聞いてしまい、自分が夜行との結婚を断られ捨てられると思い込んでしまっていました。

夢から覚めたのだと自分を諦めて涙する菜々緒がとても辛そうで見ていられなくなるほどでした。

健気で蔑ろにされて無価値の烙印を押されてきた菜々緒だからこそ、そうした良くない選択をしがちになるのだろうと、その境遇が恐ろしくもなってきます。

夜行を想う気持ちも、自分には抱いてはいけない気持ちだからと押し込めて、行き場をなくした菜々緒の気持ちが選んだ道がとても切なくつらいものでした。

夜行は菜々緒を幸せにしてあげて欲しいと願いたくなります。

一方、白蓮寺家では暁美の転落劇がついに始まろうとしていて、因果応報がやっと訪れるのかとすこし小気味よさを感じました。

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3巻 暁美と麗人の妨害

9話ネタバレあらすじ 正妻降格を受けた暁美の企み

9話のネタバレをまとめると

  • ・暁美が麗人の正妻から降格され、菜々緒を正妻にする
  • ・菜々緒の面には麗人が嫌悪を抱く術式が込められていた
  • ・菜々緒が傷モノになったきっかけのおかしさに夜行も気付き始める
  • ・追い詰められた暁美が夜行のいないときに屋敷にやってきて菜々緒に接触する

となっています。

見どころは甘々な夜行とのひとときと、正妻を降ろされた暁美が怒り狂うところでしょう。

夜行に血を吸われて眠ってしまった菜々緒が目を覚ますと、目の前には菜々緒を抱いたまま寝ている夜行がいて。

夜行は昨晩キスをしてからずっと菜々緒のそばにいてくれたのでした。

それが分かった菜々緒は朝から動転してしまい、花瓶を割って指に傷を負ってしまうくらい。

その傷の手当も夜行がしてくれましたが、血を見て傷をつい舐めてしまう夜行が色気と愛らしさが出ていました。

菜々緒が真っ赤になってしまうのも無理はなく。

夜行は体調不良かと心配しますが、菜々緒はそれを必死に隠していました。

その後、夜行は配下の鬼にかんざしのことについてある依頼をしていました。

前回、投げ捨てたはずのかんざしを探させていたようで。

これはどういうことなのか?と不思議に思いました。

夜行は菜々緒の言葉が気になっていました。

キズモノになったきっかけである簪で自害をすることが、菜々緒にとってのけじめだったから。

しかもそのかんざしは無くしたと思ったら結界の外に落ちていたとまで言っていて。

菜々緒はカラスのせいにしていましたが、夜行はそこに謀略を感じ取った様子。

つまり、かんざしを使ってその謀略を考えた人間を追おうとしたのではないでしょうか?

暁美は麗人から正妻を降ろされたことで、白蓮寺家だけでなく自分が実家からも破門にされる危機を感じていました。

そこで、菜々緒が紅椿家の血袋の側室でしかないと麗人に聞かされたことを思い出し、それを利用しようと動き始めています。

暁美が何を企んでいるのかまだ分かりませんが、菜々緒を紅椿からも白蓮寺からも追い出されるように陥れようとしているのは分かります。

そうして自分の地位を安泰にしようとしているのでしょう。

麗人は菜々緒がかんざしを大事そうに持っていたため、自分にまだ気があると思っていて、紅椿から救い出そうと正義感を漲らせていました。

しかも菜々緒の猿面に麗人が嫌悪を抱く術が仕掛けられていたことが分かり、なおのこと麗人は自分が菜々緒を純粋に愛していると思うようになっています。

術があったとは言え、キズモノになったときの菜々緒に猿臭いと嫌悪をあらわにしていたのは確かです。

麗人の言い訳に聞こえなくもないですが。

夜行が菜々緒にチョコをあーんと食べさせてあげるシーンはドキドキでした。

初めて食べるチョコでしたが、菜々緒はそれが港町で売っていることを知っていて。

その話を菜々緒は父から聞いていて、まだ見たことのない海にも憧れを抱いていました。

夜行は菜々緒にそれを見せて上げる約束をし、菜々緒もその気持ちを受けて満面の笑顔になっていてほっこりする場面でした。

そんな仲を縮めている二人が、暁美の思惑で崩されそうで心配になります。

暁美は見下していた菜々緒が正妻になることが許せず、激情の顔で次の手を考えていました。

暁美も霊力が人よりも高かったことや、美人で男からもちやほやされていたことでプライド高く育ってきたよう。

菜々緒を貶めマウントするためならなんでもやりそうな様子です。

夜行がなにか手を打っていると願いたいところです。

10話ネタバレあらすじ 紅椿正妻を狙う暁美

10話は白蓮寺家で麗人が里の女性と話しているシーンから。

既に里の外に嫁いだ女性で、麗人に情報を届けに来たよう。

白蓮寺から他家へ嫁いだ女性は、こうしたスパイ業務もやっているわけですね。

菜々緒と暁美の動向を麗人に報告していて、麗人も興味深く感じた様子。

10話の見どころは紅椿にやってきた暁美が夜行をたぶらかそうとし、墓穴を掘っていくところです。

菜々緒が毅然として自分の気持ちを伝えるところがとても爽快でした。

同時に、暁美の憎らしさ、底意地の悪さが最大に発揮されている回でもあります。

顔を隠して菜々緒の良心を利用し、紅椿家に潜り込んだ暁美ですが、菜々緒の今の生活の良さに惚れ惚れ。

当然、その裏には自分がその地位を奪う魂胆があったわけで。

まずは菜々緒に、夜行の正妻ではないことを思い知らせようと、ありったけの言葉で菜々緒の自尊心をくじきにかかってきます。

白蓮寺で聞いていた噂を確かめるカマかけの意図もあったようです。

菜々緒は反論したくても今までのように声が出なくなって。

暁美クズすぎです。

しかし、そこに夜行が戻ってきて、暁美の訪問を知り。

暁美は早速夜行を誘惑にかかっていました。

白蓮寺の里では一番の美人だったそうで、夜行を落とせる自信がありありと出ていました。

菜々緒もそれを見て絶望しかかり、夜行は暁美の誘惑に乗ってしまうかに見えて…

菜々緒が暁美にはっきりと自分の気持ちを言えたのは夜行の助けもあったのかもしれませんが、菜々緒の中でも確実に変化がありました。

夜行の気持ちを大事にするからこそ、菜々緒は自分自身に対する見方も変えています。

夜行を想い想われる気持ちが菜々緒を強くしているのが見て取れて、とても快く嬉しくなる回でもあります。

菜々緒の強さを見習いたくもなってくる心動かされるシーンです。

夜行の惚気セリフも最高で甘々。

そんな状況下で、暁美はついに自分のかつての犯行について漏らすことになります。

これは前回夜行が簪の経緯について予見したことでもあるわけですね。

夜行はすでに簪が結界の外に出ていた原因を分かっていたはず。

つまり、暁美を誘導したとも考えられます。

策士ですね。夜行は。

11話ネタバレあらすじ 暁美の重罪の証拠

幼い頃から里一番の美人で若様と結婚すると思っていた暁美は、霊力の違いで菜々緒にその座を奪われ、菜々緒を傷物にするために罠にかけたのでした。

かんざしにその記憶が残っているため、夜行は物の記憶を辿れる式でそれが分かると暁美をゆすります。

ボロを出した暁美は菜々緒を結界の外におびき出したことを認め、追い詰められた挙げ句菜々緒のかんざしで菜々緒を害そうとするのでした。

夜行がそれをかばうも、紅椿当主を傷つけた罪でその場で斬り伏せられそうになり…

夜行の父、紅椿夜一郎がそれを止めますが、夜一郎は暁美の罪が重罪であることを告げ、陰陽寮の本部へ連行します。

夜行の傷を早く癒そうと自分の血を吸うように勧める菜々緒ですが、夜行はそれを制止します。

暁美に聞かされた菜々緒は、紅椿家のもう一人の血の花嫁がいずれやってくることを心配していた気持ちを明かし、夜行はただ菜々緒を抱き寄せて心配いらないことを伝えるのでした。

その後、陰陽寮本部で改めて夜一郎に夜行の花嫁として挨拶を受ける菜々緒。

結婚式の準備を進めており、その場所が皇家の結婚式場としても使われる陰陽大神宮だったのでした。

夜行が仕事のために急な呼び出しを受けてその場を離れると、夜一郎の式によって調査が終わったかんざしをを菜々緒は受け取ります。

そして、紅椿家の呪いと今までの一族の妻たちの境遇、その心境を聞かされ、夜行がそれに悩み続けていたこと、菜々緒が夜行を支えていることを聞かされ、夜一郎から感謝の気持ちを伝えられるのでした。

菜々緒も傷モノだった自分を必要としてくれた夜行に感謝していることを伝え夜一郎にお礼を言います。

その後、夜行を探しに陰陽寮の中を歩き回る菜々緒ですが、ある婦人とすれ違いざまにぶつかり、白蓮寺家で見た記憶がある女性だと思い出し始めます。

しかし、その後なぜか菜々緒を去る臭いと罵る噂話が聞こえ始め、皇都に来てから初めての出来事に怪訝に思っていると、いつのまにか菜々緒の衣服に貼られていた札から出ていた声だったことに気づきます。

戸惑いながらその札を剥がしていると、突然ものかげから菜々緒を掴み寄せる人影が現れて…

12話ネタバレあらすじ 麗人の呪術

陰陽寮の房に入れられた暁美のもとに、かつて白蓮寺家から他家へ嫁いだ女がやってきます。

その女は暁美の境遇を見てほくそ笑み、罵りを浴びせるのでした。

さらに、若様からの伝言だからと、暁美との正式な離縁と白蓮寺家のなかでの居場所がなくなることを告げていきます。

一方、菜々緒のもとに麗人がやってきて、菜々緒に妻となるよう迫ります。

陰陽寮に菜々緒が来ることを知っていたことや、暁美が菜々緒を貶めた卑怯な手口についてなぜか知っていたことで、菜々緒は麗人が監視していたことに恐怖を覚えるのでした。

さらに、暁美のことは責めても自分の行いは省みない麗人の言動にも嫌悪感を感じていきます。

麗人は菜々緒の猿面の呪術のせいで菜々緒を避けていたのだと弁解しますが、菜々緒はそこで自分の口を噛み切って血を流して見せるのでした。

麗人がそれを見て後ずさりしたため、未だに菜々緒を穢れているという証明を得られたものの、麗人は白蓮寺の跡取りとして育てられたから仕方がないと言い訳をするばかり。

暁美と最後まで添い遂げる選択をしなかった麗人を跡取りとしてふさわしくないと告げ、麗人に興味がないことを告げますが、麗人は結界を張って菜々緒を部屋に閉じ込めます。

さらに、菜々緒を自分のものにしようと猿面をかぶせて呪術を唱え、今までの記憶を消して自分を好いていた頃の菜々緒に戻そうとするのでした。

菜々緒は今までの忌まわしい記憶が消える心地よさに身を任せそうになりますが、それとともに消えそうになる夜行との想い出だけは手放せませんでした。

かんざしで自分を刺し、正気を取り戻すと、麗人にもそれで傷をつけて引き剥がします。

怒りをあらわにする麗人でしたが、そこに結界を破って割って入る夜行が姿を見せて…

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4巻 夜行の元婚約者

13話ネタバレあらすじ 白蓮寺の没落

暁美は娘の琴美を残したまま白蓮寺家から追い出され、自分にだけ責任を押し付けて罪を軽くしようとする一族への恨みを募らせます。

琴美も今後冷遇される将来を思い、悔しさを滲ませつつも暁美は五行結界の弱まり切る夜になるまえに安全な場所を求めて走っていきます。

一方、菜々緒と夜行のもとに翠天宮から白蓮寺家の現状と処分が報告されます。

白蓮寺家は、麗人が未だに菜々緒を求めて乱心中で、前当主の父を傷つけ、暴れた際にボヤを出してしまったことから結界内に監禁中の身となりました。

陰陽五家からも降格となり、代わりに藤堂家が格上げとして五家に入ります。

その藤堂家のマリアが白蓮寺家の監視役となり現地に駐留することになり、里の者たちが扱いに困っていた琴美も彼女に保護されるだろうと知らされます。

菜々緒は白蓮寺の没落に対してなにも感じず、ただ琴美の先行きだけは心配していましたが、マリアの話を聞いて安心します。
(菜々緒は琴美を蝶のあやかしから救ったこともありました。)

翠天宮から菜々緒はなにも悪くないとの言葉を聞かされ、心が救われる想いに。

その後、家事に精を出す菜々緒のもとに夜行の兄、鷹夜がやってきます。

鷹夜は傷モノである菜々緒のことを夜行の嫁としては下の下だと言い放ち、侮辱します。

夜行もやってきて菜々緒への侮辱に怒りをあらわにしますが、夜行の母朱鷺子が姿を現すと、かつて夜行が手の届かなかった公爵令嬢が鷹夜の婚約相手となったと菜々緒たちを見下すように告げるのでした。

14話ネタバレあらすじ 夜行の母朱鷺子

朱鷺子と鷹夜は菜々緒を紅椿の妻としてふさわしくないと罵りますが、夜行はそれを否定します。

朱鷺子たちの言い分がわがままで自分たちのことしか考えておらず、菜々緒との出会いが貴重なものであったことなどを話すのでした。

朱鷺子は傷モノの菜々緒が紅椿の嫁になることで、自分の価値が下がると思い、怒り狂います。

夜行をバケモノとして罵倒し、産んだことを後悔する言葉を浴びせ、暴力を加えようとしますが、菜々緒がそれをかばうのでした。

菜々緒は夜行への侮辱が許せず、朱鷺子たちに夜行の活躍ぶりを訴えます。

さらに、かばったときに受けた傷を見せて、穢れる可能性をほのめかし、朱鷺子たちを脅すのでした。

菜々緒の霊圧を感じた鷹夜はひとまずその場を去ることに。

任務から帰ったばかりで傷を受けていた夜行でしたが、血が欲しいのに吸血を拒むそぶりを見せ、不思議に思った菜々緒に式が事情を伝えてくれます。

椿鬼は傷を受けると吸血衝動が高まるため、菜々緒の血を危険なほどに吸ってしまう可能性があるのでした。

また、傷が癒えやすい体質から、自分をあまり顧みない危険に飛び込むところも知らされます。

その後、夜一郎から朱鷺子のことを聞かされる菜々緒。

朱鷺子は前皇帝の姪で、何も知らない温室育ちのお嬢様として紅椿家へ嫁いできたのでした。

そのため、椿鬼の夜行を産んだショックに耐えられず、長男の鷹夜を溺愛しながら夜行を子供として認めず、狂ったような姿を見せるようになります。

15話ネタバレあらすじ 夜会襲撃

幼い頃から母親にバケモノと言われ、夜行が母を慕う気持ちも全て拒まれ避けられてきた夜行でしたが、夜行の妹たちや父、紅椿の式たちがずっと夜行を支えてきたのでした。

傷を癒やすため、眠り続けていた夜行が目を覚ますと、眼の前に心配しながら名前を呼ぶ菜々緒がいて…

夜行の体を心配する菜々緒は、夜行が自分を貶めるような言動をするため、それを叱ります。

以前夜行が菜々緒に言った言葉でもあったからでした。

また、夜行を侮辱する朱鷺子や鷹夜のことも嫌いであることを話しながら、夜行が命を顧みない態度を悲しみ泣いて気持ちを伝えるのでした。

菜々緒を抱きしめた夜行は、自分を貶めないように菜々緒と約束をします。

そこから、夜行は菜々緒の血を求め、菜々緒を布団の上に優しく寝かせていき…

後日、夜行が溜まった仕事をこなしていると、傷を受けたときの任務を一緒にいた部下と振り返ります。

結界の内部にありえない力を持ったあやかしが現れたため、皇都に異変が起きている可能性を感じるのでした。

そんななかで華族たちの夜会が開かれ、鷹夜とその婚約者である公爵令嬢、西園寺しのぶも出席。

婚約者の麗しい姿に周囲からうらやましがられるしのぶですが、夜行とのかつての関係を問いかけられて…

そこに巨大なあやかしが現れて、しのぶをさらおうとつかみかかります。

恐怖の中、鷹夜に助けを求めようとしますが、鷹夜は母を避難させることにしか興味がないことを知り…

16話ネタバレあらすじ 夜行を狙うしのぶ

あやかしによる華族夜会襲撃事件の後処理のため、夜行は朝から大忙しで朝餉も食べる余裕がありませんが、後で前鬼に渡して弁当として持ってきてほしいと菜々緒に伝えて出ていきます。

菜々緒は夜行のために張り切って弁当を用意し、陰陽寮に直接届けに行くことに。

隊員たちの分も用意したため、そこで菜々緒は振る舞うための準備を進めていきます。

しかし、そこにしのぶがやってきて、昨晩のお礼とともに、夜行の食事のためだからと洋食屋に作らせた弁当を持ってきて菜々緒の弁当を除け者にしようとするのでした。

菜々緒の握り飯が一つ落とされたことで、菜々緒を女中と思っていたしのぶがそれを処理させようとして…

夜行は握り飯を食べようとするも、菜々緒に止められ、二人の仲を見て不満を浮かべるしのぶ夜行は妻であることを説明します。

しのぶは自身の公爵家としての家柄の良さと、菜々緒の降格した白蓮寺家の出身であることを強調しますが、夜行は菜々緒以外はあり得ないことを伝えます。

しかし、しのぶはなにを言っても通じないため、夜行はその場から去っていくことに。

陰陽寮の一角のベンチで菜々緒と朝餉を食べる夜行は、そのおいしさに舌鼓を打ち、込められた霊力の高さを褒めつつ、菜々緒に嫌な思いをさせたことを謝ります。

菜々緒は寂しそうに元婚約者の美しさを褒めますが、夜行は菜々緒の気持ちを守りきれない自分に不甲斐なさを感じ、菜々緒の心配を取り除くため、その気持ちを一言寄り添いながら伝えるのでした。

陰陽寮を後にしたあと、翠天宮の診療所へやってきた菜々緒ですが、そこにしのぶがやってきて…

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5巻 紅椿家当主の妻の座

17話ネタバレあらすじ

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18話ネタバレあらすじ

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19話ネタバレあらすじ しのぶの前で吸血

19話はしのぶとの関係を誤解された夜行が、菜々緒の本音と向き合って絆を深めていく様子が描かれます。

しのぶに触れる夜行を見た菜々緒は涙を流してしまい、夜行の促しによって菜々緒は嫉妬した気持ちを打ち明けます。

夜行も菜々緒以外の女性に触れたくないことを伝えます。

菜々緒の作ったお弁当でお昼にしようと思った矢先、しのぶが割って入って、夜行を洋食屋に連れて行こうとして…

しのぶは菜々緒の料理を田舎臭くて夜行に似合わないと罵りますが、夜行が反論する前に菜々緒が料理に込めたおまじないの話を真剣に話していきます。

なおも馬鹿にするしのぶに、夜行は黙るように伝えて、しのぶの前で菜々緒の吸血を始めるのでした。

その姿を見ていられなくなったしのぶは、部屋の外に出ると、なにかを思いながらポケットから何かを握りしめて…

その後、白蓮寺のぼたもちを綾小路家の真澄たちに振る舞う菜々緒は、そこでこれまでの白蓮寺での努力を初めて認めてもらえることになります。

20話ネタバレあらすじ

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傷モノの花嫁最終回や結末はどうなる?最新話から予想考察

最終回は、菜々緒の傷を付けたあやかし・猩々が討伐され、菜々緒の傷もなくなっていると思われます。

暁美、麗人、朱鷺子、鷹夜、しのぶと、晴れて邪魔者もいなくなると思いますが、皇都で強いあやかしが新たに出てきそうです。

菜々緒を吸血することで霊力を得ている夜行も、その呪いが解けて菜々緒を傷つける必要もなくなることでしょう。

菜々緒も自分に自信を取り戻し、夜行を心から愛することができるようになっているはず。

紅椿家の跡継ぎも産んで、菜々緒は紅椿家を今以上に興隆させていく存在となりそうです。

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「傷モノの花嫁」は小説家になろうでは読める?

傷モノの花嫁は漫画原作のため、小説家になろうでは読むことはできません。

友麻碧先生と藤丸豆ノ介先生がこの漫画のために描き下ろした作品となっています。

ライトノベル版も発売されており、こちらは漫画のあとに友麻碧先生が書き下ろした小説です。

漫画「傷モノの花嫁」はこんな人におすすめ!

・迫害され続けた娘が見初められて良家へ嫁ぐ逆転劇が好きな人

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