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住みにごりネタバレ感想!最終回は末吉の正夢になる?森田の結末は?

2024年10月23日

この記事では「住みにごり」を全巻読んだ私がそのネタバレ込の感想をお届けします。

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住みにごり登場人物

西田フミヤ

西田家の長男。無職の35歳で、家族から疎んじられている。

西田末吉

次男。東京帰り。フミヤのことがよく分からないために悩んでいる。

西田長月

長女。フミヤの良き理解者。

西田ケン

フミヤ達の父。酒癖が悪く、ある秘密を抱えている。

西田百子

ケンの妻。ある病気で体を悪くしている。

森田

末吉の幼馴染。東京帰りの末吉と再会する。

住みにごり1巻ネタバレ感想

1巻あらすじ

僕の実家には怪物たちが住んでいる。

29歳、夏。
会社から長めの休みをもらった
僕は、久しぶりに実家に帰省した。

住んでいたのは父母、姉、
そして35歳、無業無言の兄だった…。

これは変な家族なのか?
それとも家族は変なのか?
新ホームドラマ、登場!

1巻見どころ

・フミヤが父から傷つけられた過去
・フミヤの部屋の秘密
・幼馴染森田の謎の思惑
・ゆびきりの謎

1巻ネタバレ感想

フミヤの内面や過去、性格

フミヤは実はいい人なのではないか?と思える描写がいくつか見られました。

冒頭の末吉の夢では、ただ恐怖と狂気しかなかったですが、話を追うごとに段々とフミヤの人となりが垣間見えるようになっています。

フミヤの姉・長月がフミヤの理解者だったり、森田とは幼いときに末吉といっしょに遊んであげていたり。

また、意外とマメで、病気の母のために色々としてあげている場面もありました。

特に父親へのメモ書きでは、母の代役だったとはいえ、フミヤの想いが込められているようにも思いました。

母だけでなく、フミヤ自身も父に暴力を受けたようで…

父親がかなりのクズで、今でさえ酒に溺れることは無くなったものの、それがあった当時はどれだけ酷かったのかが想像されるようでした。

その痕跡が彼らの家にいくつも傷跡を残しているようでした。

フミヤの部屋の秘密

田舎の古い家屋での不気味な描き方が、ホラー漫画のように描かれていたところも。

末吉がフミヤの部屋の前まで行ったときが特に恐怖演出となっています。

暗い階段といくつもあるポテトチップスの謎。

部屋は鍵がかかっていて入れなかったのですが、フミヤが戻ってきたときに、血の付いた千切りキャベツが付着していました。

これは最初、フミヤのトラップかと思いました。

いつどこで付いたのか、読み直しても全く分からず。

フミヤが千切りが苦手でよく流血していたことが分かりますが、どうやって末吉の服にそれが付いたのかは明らかになっていません。

幼馴染森田の思惑

さらに、森田の登場でフミヤの心の内が明らかになっています。

フミヤがなぜ本屋に入り浸るのか、は森田のことが気になるようで…

当の森田はなにが狙いなのか全く読めません。

積極的に末吉やフミヤに関わっていこうとしていて、まさかのフミヤ狙いかのようにも見せていますが…

こうした過程で、だんだんとフミヤの性格が小出しにされています。

その中で、冒頭の末吉の夢にあったような結末になるのでは?と読者に思わせたり、逆に期待を裏切る展開になりそうだったり。

そのあたりの匙加減が絶妙です。

ゆびきりの謎

意外だったのは、フミヤが単なるやばい奴というわけではなく、心に闇を抱えていそうなところ。

あの親父だったらグレないほうがおかしいのでは?と。

フミヤのセリフがほとんどないため、想像するしかないわけですが、そういう設定が読者に考察させる描き方になっています。

親父に復讐するような場面も見られるのですが、その中で親父の車にゆびきりの絵が刻まれてしまいます。

なぜゆびきり?

と、そのときは特に疑問に思いませんでしたが…

後にこれは物語の根幹に関わる伏線だったことが分かります。

住みにごり2巻ネタバレ感想

あらすじ

35歳、引きこもりの兄。
弟の幼馴染に恋してしまい
ラブレターを渡そうとするが--!?

他方、
年下男性を落としにかかるバツイチ姉、
兄より不穏な父、
その父もたじろぐ母と
家族の姿は“にごり”を増し…

この一家、ますます視界不良!

2巻の見どころ

・フミヤ一家の過去と姉長月の過去
・進んでいく恋愛とフミヤの暴走
・フミヤ母の影

2巻ネタバレ感想

2巻では1巻で動き始めた人間関係が急速に進展していく形になっていました。

そのなかで、フミヤは一人苦渋を味わう形になり…

それをきっかけにフミヤの気持ちが暴走しそうに。

フミヤは過去から溜め込んでいたこともあって、なおのこと今回の件でそれが噴出していたようでした。

フミヤなりに気持ちの着地点が見つかったのが良かったところ。

ただ、今回の件は今後の展開に影を落としそうな気も。

末吉はかなり幸せな状況になっていました。

末吉のにやけ顔がとても気色悪くてすがすがしいほどです。

長月の方も悲しい過去があったものの、今ではそれを共有できるパートナーを見つけることができ。

フミヤの激情は理解できるところもあり、やり場のない気持ちをよく乗り切ったものだとさえ思えてきます。

一方、フミヤの母も、父とのことでなにか闇を抱えている様子。

これは、不純異性交遊を子どもたちに禁じていた父になにか良からぬ秘密があるのではないかと思わせられます。

フミヤの歪みはやはりこの父が関係しているのではないかと思えてならないです。

ここで父の秘密が一部あきらかになっていて、他にも父はなにかの秘密を抱えているのではないかという布石にも思えます。

今回の秘密は末吉だけが気づいてなかったようで、あまり秘密とまでは言えないものだったかもしれません。

住みにごり3巻ネタバレ感想

3巻あらすじ

35歳、引きこもりの兄が失恋。
加速する不可解な行動と、露になる異様な習慣。

一方、癇癪持ちの親父は何かに気づき、怯え始める。
父の過去に一体何があったのか──。

そこへ来て、母の様子にも異変が…!?

この一家の”にごり”の核心へと迫っていく。

3巻ネタバレ感想

3巻ではまさかの伏線回収が待っていました。

1巻で森田に違和感を感じた方、正解です。

しかも1巻でフミヤが父に報復したゆびきりの意味が、こんなところで発覚するとは思いもよりませんでした。

なぜあんな絵を描いたのか、深い意味があったのでした。
3巻で様々な出来事が繋がったことで、一気に面白さが加速しています。

2巻まではフミヤだけがかわいそうになる展開なのかと思っていましたが。

森田は一体何を考えているのか全く分かりません。

ここに来て森田の性根が明らかになるも、森田の謎が一気に深まってもいます。

フミヤの母が父の秘密を知ってしまった時の悔しさが今でも尾を引いているのが表れていました。
2巻の母の影の正体はこれだったのかと。

父のいいところも描かれていたので、このままそういうキャラになるのかと思いきや、まさかの裏切り。

フミヤは母のために動いてるところもあり。

フミヤの内面や今までの行動の意味もさらに見えてきています。

見開きいっぱいの森田の顔がゾッとしました。

ここがこの巻の大きな転換点であると同時に見どころで考察点にもなっています。

それまでの森田の印象もガラリと変わりました。
一体どんな思惑を持ち、何を秘めているのか?

なぜ西田家をこれほどまでに狂わせようとするのか。

森田というキャラの謎が物語を深めています。

住みにごり4巻ネタバレ感想

4巻あらすじ

何も知らずに浮かれる末吉を余所に、
明らかになっていく親父の過去と母の想い。

犯した過ちの禍根は今になり、
親父をゆっくりと、
しかし確実に追い詰めていく。

逃げ場を失った親父は、
この家族は、どこへ向かうのか…

”にごり”の根源の一端を垣間見る。

4巻ネタバレ感想

4巻では父のケンと森田の関係が明らかになり、森田がケンをからかうように、ケンの家族にその関係をちらつかせていきます。

考察点は、森田の目的が謎めいているところ。

ただただ狂気ばかりが目立ち始めています。

ケンを追い詰めようとしているかのよう。

回想では森田とケンの馴れ初め、子どもの頃の経緯、ケンが森田を蔑ろにする様子も。

森田は家庭に問題があったようで、そこからああした今の森田が出来上がっていったみたいで…

とはいえ、ケンの森田に対する接し方にも良くないものがあって。

ここではフミヤの存在はなりを潜めて来ています。

しかし、ケンと森田の騒動にフミヤも巻き込まれていき、その関係を森田が仕掛けた罠で知らされたときのフミヤのショックを受けた顔がすさまじいです。

森田はこれを狙っていたのか、それともフミヤが見つけたのは不幸中の幸いだったのか。

当初フミヤが狂気の人間と思っていましたが、本当に狂気を秘めていたのは森田の方だったよう。

一方で、フミヤが長月に肯定的な言葉を伝えられたところは感動的な場面でした。

常に緊張感とドロドロした人間関係が描かれた今巻でしたが、長月の登場するときだけはホッとして見ていられます。

フミヤも自信を持てたのではないかと。

住みにごり5巻ネタバレ感想

5巻あらすじ

親父の過去…その全貌が明かされる。

絶えず追い詰められていく親父と、
徐々に明らかになってゆく過去の出来事。

真相を知ってしまった兄。
相も変わらず、何も知らない末吉。

逆上した親父が家に帰らぬ中、
兄の元には一番会いたくない人が
一番会いたくないタイミングで──

親父が引き起こした歪みは、
やがて西田家をも飲み込んでゆく。

5巻ネタバレ感想

5巻では森田の思惑がついに明らかになってきます。

やはり、この漫画で一番の狂気はこの森田でした。

クライマックスに向かっているため、考察点としては今後の展開とフミヤの心の動きです。

森田の手に落ちるかと思われたものの、フミヤの視界に不思議な出来事が起きて、フミヤはそれを思いとどまっていました。

なぜあの場面で涙を流したのか。

フミヤを見つめる目はいったい何を意味していたんでしょうか?

フミヤの中で、家族を苦しめた相手だったことが、そうした目となってフミヤを見つめていたのでしょうか?

そうなると、西田家の中で一番理性的だったのはフミヤだったとも言えそうです。

森田の魔の手を唯一逃れることができた。

フミヤは父の女の影を知った母の苦しみを知っていたし、母のために動く場面も今まで見られました。

あのシーンはそうした、フミヤの中の良心かなにかの表れだったのかもしれません。

ここまでの巻を通して、あのような不思議な現象が起きたのは初めてだったため、一読者としても驚いてしまうシーンでした。

森田への想いと、良心との間で苦しむフミヤの葛藤が嗚咽となって出てきたのか。

そこからフミヤの登場がストップしてしまいます。

よほど傷ついた出来事だったのだろうと。

森田の方はケンとの新たな騒動を境に、とうとう目的を果たすために動き出したようです。

末吉との善良な幼馴染を装って、西田家の面々を集め、そこで大胆な行動に出ています。

その行動に出る直前の森田の表情は、魂が抜けたような恐ろしい顔でした。

ケンが別人に見えたというのも分かるほど。

西田家の最大の窮地に立たされるわけですが、もしかしたら鍵を握るのはフミヤではないかと。

全く先が読めない展開に、ハラハラが止まりません。

住みにごり最新刊6巻ネタバレ感想

6巻あらすじ

執拗に追い詰められ、
完全に為す術もなくなった親父。

意を決して最後の手段に出るも、
あえなく失敗し状況は悪化の一途を辿る。

精根尽き果て、我が家へと戻ると、
図らずも時はすでに遅く──

親父の過ちによって生まれた毒牙は、
ついに西田一家の喉元へ。

6巻ネタバレ感想

6巻ではさらにダークな展開に突き進んでいきます。

森田編のクライマックスとも言える巻です。

考察しようのないくらい先の展開がまったく不透明です。

原作者のインタビューも見ましたが、展開を登場人物達にゆだねているかのよう。

ケンと森田の関係、百子の意外な対応、フミヤの登場。

森田の思惑によって明らかにされるも、森田の思い通りには行かず。

フミヤの行動が一番予想外だったかもしれません。

フミヤ自身もなにかが壊れてしまったようで、今まで以上に深みに突き進んでいます。

ますます結末が見えない漫画になっています。

ケンの行方も気になります。

あの状態でどこでどうしてるのか。

百子もすでにケンのことはどうとも思ってないよう。

森田が全ての主導権を握っているかと思われましたが、思わぬところでそれを上回る人物がいました。

その人物の意外な一面が裏ボス的に奇妙で恐ろしい雰囲気を醸し出しています。

考察を複雑にさせる方法がいくつも取られているかのようで、予想を裏切る展開と、後で繋がる伏線の数々。

読者を翻弄することに長けた漫画とも言えます。

森田は末吉に本性と本音を明かすことになったのですが、末吉もそこでぶちまけていたのはすっきりします。

その末吉のぶちまけで、森田はあることに気づいていました。

森田だけはこれから明るい未来に歩む兆しを見せ始めているように感じられます。

森田の家庭環境と、暗い過去も綴られていて、読者に同情させそうででも同情しきれないような、微妙なさじ加減。

末吉とフミヤの展開が今後しばらく中心になるよう。

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森田の結末は?

最新刊まで読んだ印象として、森田は自分の魅力に気付き、本当に自分を大切にしてくれる男を探して幸せな結婚をしていくと予想されます。

散々西田家を壊しておいて、とは思いますが、森田が幸せになったときに西田家になにか恩返しに来ないか?と思わなくもありません。

最終回結末はどうなる?末吉の正夢になる?

結論から言うと、作者のたかたけし先生も「当初とは違った結末に変化している」ことを明かしています。

末吉の夢の通りになるのか?という疑問が常につきまとう本作ですが、そんな読者の予測をことごとく裏切る展開になっています。

・フミヤの虐待された過去
・意外な良心を見せる場面
・父への復讐と見られる暴力
・極悪な森田によるフミヤへの介入
・兄妹である長月の理解と思いやり

など。

結末がどう収束していくのかは作者も分からない状況になっています。

漫画「住みにごり」はどこで読める?

住みにごりはビッグコミックススペリオールで連載されており、単行本は各電子書籍販売サイトで読むことができます。

漫画「住みにごり」はraw、rar、zipなどで読める?

「住みにごり」はraw、rar、zipなどでは読めませんでした。

今後読めるようになったとしても、刑事罰対象になったりウイルス感染した人もいるのでやめておきましょう。

ヤフー知恵袋ではサイト閲覧しただけでは感染しないという回答もありますが、サイト閲覧だけでもウイルスに感染することはあります。

知恵袋の回答も正しいとは限らないので注意が必要です。

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Posted by mito