だって望まれない番ですからネタバレ全話と漫画感想！結末までのあらすじや見どころも
漫画『だって望まれない番ですから』。
今回は、その魅力をネタバレと感想として存分にお伝えしていきます。
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だって望まれない番ですから作品概要
| 作品名 | だって望まれない番ですから |
|---|---|
| 著者 | 燦々サンゴ（原作）/ 一ノ瀬七喜（作画）/ 杉町のこ（キャラクター原案） |
| ジャンル | 少女マンガ / ファンタジー |
| 配信開始日 | 2024年7月5日 |
| 巻数 | 1巻（連載中） |
| 価格 | 198円(税込) / 180pt |
| 出版社/レーベル | KADOKAWA / FLOS COMIC |
『だって望まれない番ですから』は、燦々サンゴ原作、一ノ瀬七喜作画、杉町のこキャラクター原案による少女マンガです。2024年7月に配信開始された本作は、人間と竜族が共存する壮大なファンタジー世界を舞台に、前世の記憶を持つ少女の運命を描いています。
物語の主人公アデリエーヌは、前世で竜族の第三王子の「番（つがい）」に選ばれながらも、竜族たちの冷酷な扱いによって命を落とすという悲劇を経験しました。250年の時を経て人間として転生した彼女は、再び竜族から届いた舞踏会の招待状をきっかけに前世の記憶を取り戻し、過去の悲劇を避けるために奔走します。
本作の魅力は、壮大な世界観とスリリングな展開にあります。「番」という独特の絆で結ばれる竜族と人間の関係性、そして前世と現世を繋ぐ謎の真相が徐々に明かされていきます。美しい作画で描かれる登場人物たちの表情や感情の機微も見どころのひとつです。
「もし再び見つかったら、また殺される」という恐怖に苛まれながらも、前世の真相に迫っていくアデリエーヌの姿に引き込まれること間違いなし。ファンタジーとロマンス、ミステリー要素が絶妙に絡み合った本作は、読み始めたら止まらない展開の早さも特徴です。
転生ものが好きな方、壮大なファンタジー世界観を楽しみたい方、そして少女マンガの新しい魅力を求める方にぜひおすすめしたい一作です。
登場人物
伯爵令嬢アデリエーヌ・リュシー
人族の国の元伯爵令嬢で、ドラグランド王国第三王子の番。愛称はアデル。ドラグランド王国に嫁ぎに行くが、第三王子から相手にされず、嫌われていると思うようになる。何者かに毒を盛られて殺され、転生する。
ドラグランド王国王太子
第一王子。第三王子やアデリエーヌのことを気にかけて見守っている。竜王から名を取り上げられている。
ドラグランド王国第三王子
黒髪の王子。アデリエーヌのことを毛嫌いしているようで、アデリエーヌ毒殺の疑いも。兄と同じく名を取り上げられている。
ルチア・ボルボス
竜族の紅蓮の騎士団員。アデルより年下に見えても実は124歳。アデルに好意的。
クレッシド・バルベール
ルチアと同じ竜族の騎士団員。アデルとはよく行動をともにする。アデルに少しずつ心を開いて行く。
漫画「だって望まれない番ですから」ネタバレと感想！結末までのあらすじや見どころも
蔑ろにされる番
空の上に浮かぶこの世界の支配者の国、ドラグランド王国を子どものころから憧れて見ていたアデリエーヌ。
17歳のとき、突然第三王子の番として選ばれ、政略婚を結ぶことになります。
しかし、ドラグランドの竜族からは人族が低位の種族として蔑む対象になっていました。
番としてやってきても、侍女たちからはアデルが選ばれたことへの不満ばかり聞こえてきます。
侍女長ですら、わざとそんな噂がしている時間を選んでアデルをその場所へ連れて行くくらい。
第三王子もアデルのことはまったく気にかけず、食事を一緒に取る時間を持っていても、アデルに目を合わさないで、話も聞こうとしません。
あるとき、紅蓮の騎士のルチアとクレッシドがアデルの淹れたお茶を飲みたいからとやってきます。
そこで竜族の寿命の長さと番の運命について話します。
すると、そこに王太子と第三王子がやってくるのでした。
王太子はアデルの体調を気遣い、楽しませようと色々と考えてくれますが、第三王子はあまりこころよく思っておらず。
執務戻ろうとする第三王子と一緒に戻ろうと席を立つと、ふらついて第三王子の手をとっさにつかもうとしてしまいます。
しかし、第三王子はまるで拒絶するかのようにその手をとっさに離れさせるのでした。
王太子がそのことを謝りますが、アデルはそのことがショックで…。
季節が冬になり、第三王子の側近で元婚約者候補だったルドニー伯爵令嬢が挨拶に来ますが、アデルと一緒にいたルチアに嫌味ばかりを言います。
口論となり、ルドニーが手を上げようとしたところで第三王子がそれを止めるのでした。
ルドニーは突然第三王子に媚びるように被害者顔をして、第三王子の腕に抱きつきます。
その場は第三王子の仲裁で収まりましたが、アデルは第三王子が他の女性に触れさせることに落ち込んでしまうのでした。
その後、食事の際に第三王子にこれまでの関係について問い直します。
ないがしろにされているように感じていたアデルはそれをうまく伝えていきますが、第三王子は問題とは思っておらず、アデルの国とは違うと切り捨ててしまうのでした。
第三王子との歩み寄りを断念して席を立つアデル。
それからは第三王子と会話することもなくなり、討伐から帰還した際の出迎えも祝賀会も参加させてもらえなくなります。
ある夜、王太子と口論する第三王子を遠くで見つけたアデルは、彼が番を欲していなかったと言ってるのを聞いてしまいます。
聞いてはいけないと思い、その場を離れると、第三王子がいっそ殺してしまいたいと言う声が聞こえてきて…。
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第三王子と海辺で過ごすアデル
砂浜を歩いていたアデルの帽子が風で飛ばされてしまい、遅れてやってきた第三王子がそれを拾ってくれます。
第三王子は遅れたことを謝罪してイラリアの花をお詫びに持ってきてくれていたのでした。
アデルは今日一日、わがままに付き合ってくれた許してあげるとすこし意地悪く第三王子に話します。
鈍くて天然な第三王子が愛らしいです。
小舟でやってきた小島で第三王子の長い髪を結ってあげると、第三王子は海を眺めながら義姉にも結ってもらっていたことを話し始めるのでした。
義姉はアデルに似ていて、反抗期だった殿下をよくたしなめてくれていたのだと。
そんな義姉に第三王子は愛に溢れた人だったとこぼして…。
結い終わった髪に花を差したいというアデルでしたが、第三王子は自分よりもアデルのほうが似合うとさらりと伝えるのでした。
日が沈んだ浜辺で二人でサンドイッチを食べながらたわいもない話で盛り上がった後、アデルは第三王子の肩に寄り添いながら寂しそうに次に会える日がいつになるのかとこぼし始めます。
第三王子はアデルが今日一日浮かない顔をしていたことに気づいていて、アデルに問いかけるのでした。
第三王子と見たい景色がたくさんあるアデルは、名前を教えて欲しいと聞いてみます。
でも第三王子は名前はないとはぐらかすばかり。
アデルがすねてみせると、第三王子は許婚のアッシュがいるのだからと答えるのでした…。
アデルの恋心が伝わらない第三王子の鈍さにやきもきしてしまいます。
この光景はアデルの見た夢なんでしょうか。
アデルの幸せを願って優しく微笑む第三王子と幻想的な海辺の夜が相まって惹き込まれます。
毒の茶葉
目覚めたアデルは、自分が倒れた後、王太子が看ていてくれたことに気付きます。
侍女が持ってきたお茶を飲むと、目眩がして、突然体調が悪くなります。
血を吐き出し、何者かに毒を盛られたことに気付くも、そのまま意識が遠退いていき…。
気付くと、アデルは町のあるお店の中に立っていました。
生まれ変わりのアデル
毒殺された記憶が蘇るアデル。
ちょうど、竜族の紋で封をされた書簡を郵便で受け取ろうとしていたとき、それに触れた途端記憶が流れてきたことを思い出します。
アデルの今いる世界は、毒殺されてから250年経っていることが分かりました。
番のアデルと第三王太子の話は悲しい恋物語として大衆向けの本として受け継がれていたのでした。
配達員の話を聞くと、書簡は竜族の晩餐会への招待状でした。
第三王太子が探している、生まれ変わりの番を見つけ出すための晩餐会で、他にも何十人の人族の女性が招待されていたのでした。
書簡を受け取った瞬間、前世のアデルが血を流しながら行っては駄目だとささやきかけてきます。
街から逃げる決意
嫌な予感がしたアデルは保護される前に街を出ることを決意。
しかし、招待状を受け取った人物が書簡を利用して金儲けをしようとしたことから、街から出るには登録を受けなければなりません。
特にアデルくらいの女性は門番に引き止められてしまうだろうと。
なんとか街から抜け出す方法を模索するアデル。
街の周囲を覆う外壁に抜け穴がないか探していると、突然悪寒が走るとともに、謎の男性が現れて…。
彼はアデルに尋問するように名前などを聞いてきて、仕方なく名乗ると、何かに気づいたような素振りを見せるのでした。
アデルが実家で営むパイ屋の常連客、狩人のレヴィが声をかけてきて、アデルは彼なら街の外のことや出る方法を知っているかもしれないと考えます。
そこで、レヴィがくれた木の実のお礼として後日食事をしていってほしいと誘ってみることに。
常連客のレヴィに相談
レヴィとの食事の当日、彼はアデルから好物の食事を振る舞われながら、街の外の状況を話してくれます。
治安が悪く、生活もままならない村人たちに奴隷として売られるかもしれないと。
考えが甘かったことに気づいたアデル。
偶然、レヴィはアデルのバッグを落としてしまい、そこから招待状が投げ出されてしまいます。
招待状を見られることを恐れたアデルでしたが、不自然にかばいすぎたことを後悔し、正直に話すことに。
レヴィが手紙に触れようとすると、その手を弾かれてしまうのでした。
レヴィはそこで用を思い出したからと帰っていくことに。
その後、招待状を受け取った噂を聞いてアデルの店にはやっかいな者が現れるようになりました。
騒ぎになるため、客足も遠退いていくことを感じるアデル。
後見人で錬金術師のデマリーに相談
そこで、両親を亡くしたアデルの後見人となっていた錬金術師のデマリーに相談に行く決意をします。
デマリーはアデルの書簡を受け取ると、そこに込められたすさまじい呪いを見抜くのでした。
苦労の末、なんとか呪いを別の媒体に閉じ込めることに成功します。
捜索の呪いと魂の遡りと特定が込められていたのだと…。
デマリーはアデルが第三王子の番であることを悟り、書簡によって前世の記憶がすでに戻っているはずだとも見抜いていました。
さらに、アデルが招待状を燃やそうとしたことで、かえって生まれ変わりだと特定されたこともアデルは告げられます。
心配と迷惑をこれ以上かけたくないアデルでしたが、デマリーはアデルが抱え込む性格であることも分かって、一人でなんとかしようとしないよう説得します。
前世の記憶をデマリーに話し、自分を毒殺したのが第三王子だとアデルは説明します。
第三王子や竜族にも嫌われていたと思っていたアデルでしたが、デマリーはアデルに原因があるのではなく、人族と竜族の歴史が原因ではないかと思っていました。
アデルがドラグランド王国に嫁ぎに行く前に、なにかあったのではないかと。
アデルも記憶が曖昧なために、自分でも知らない罪を犯していたために第三王子に恨まれたでのはないかと考えます。
しかし、デマリーは孤立無援なアデルが何かをできる状況ではなかったはずだとその考えを打ち消すのでした。
その晩、アデルが夢の中で、棺の中の自分を見つけ、夢だと気付きますが、突然フードを被った第三王子が現れ、棺のアデルに触れます。
すると、アデルはボロボロと崩れていき、怒った第三王子は炎を巻き上げるのでした。
招待状を受け取ったことが知られ狙われるアデル
夢から目を覚ましたアデルでしたが、部屋のなかには第三王子がいて、必ず殺すと宣言して…。
叫び声を上げたアデルに、デマリーがかけつけ、事情を聞くとしばらくデマリーの元で暮らすように話すのでした。
アデルは自宅に荷物を取りに行くと、途中で柄の悪い男に連れて行かれそうになります。
そこにレヴィがやってきて、アデルを助けてくれるのでした。
レヴィを家まで送り届けてくれると、アデルを捕まえようとした男がダーレン商会の手の者であると知らされます。
レヴィはここにいても危ないこと、デマリーの家もデマリーを危険にさらすことから、ゼファの屋敷に移り住むことを話します。
アデルがやってきて嬉しそうに迎え入れるゼファ。
アデルをできるかぎりもてなし、食事を取りながら番の話になると、ゼファの雰囲気が急に変わり始めて…。
ゼファはまた人族に生まれ変わって残念だとアデルに言い放つのでした。
意識が遠退いていくアデル。
前世のアデルの魂
翌日、目を覚ましたアデルは、元に戻ったゼファを見て、なにものかに取り憑かれたのではないかと思い至ります。
デマリーにそのことを話に行くと、アデルにも突然前世のアデルが乗り移るのでした。
前世のアデルはゼファに乗り移ったあの人が怖いとデマリーに伝えて…。
意識を取り戻したアデルに、前世の魂が残っていたことを話すデマリー。
魂の欠片から呪いの主の情報を引き出せるかもしれないからと、前世で親しかった人を聞いてみると竜騎士の2人と王太子のみでした。
情報を調べるため、デマリーはルールディストの国立図書館に行くことを勧めます。
壁の外に出て図書館に入るため、ゼファに協力してもらうこと。
その頃、街ではダーレン商会が襲撃に遭って、街から撤退を始める騒動が起きていました。
実はレヴィがアデルから手を引くよう、力ずくで交渉しに行っていたのでした。
クレッシドとの再会とアデルの死についての驚愕の事実
バルデガッサ王国のルールディストにやってきたゼファとアデル。
リリニ族の司書官が研究しているという竜族にまつわる本の情報を求めて国立図書館を訪れます。
そこで知ったのは、アデルの記憶とは全く違う内容が言い伝えられていたのでした。
第三王子がアデルに毒を持った疑惑が持たれていること、
王太子殿下の番がかつて第三王子と恋に落ちていたこと、
アデルが王太子殿下と愛し合っていたこと、
アデルはあり得ない内容の数々に顔が真っ青に。
リリニ族との会話が終わり、ゼファが食事に連れて行ってくれます。
そこで、アデルが知りたかったことが知れたか気になっていたゼファが、過去にこだわるアデルに寂しそうな顔を浮かべて…。
アデルが顔を洗いに裏口の外に出ると、偶然市場にクレッシドの姿を見つけます。
急いでクレッシドに声をかけようとするも、心配したゼファが追いかけてきて引き止めて、いつのまにかクレッシドはいなくなってしまうのでした。
領地で盗賊騒ぎがあったため、急いで帰る必要があったゼファは、アデルを連れてルールディストを出ます。
森の中で思いがけず大型獣人に襲われ、危機に陥るアデルたちでしたが、そこにクレッシドがやってきて獣人たちを倒してしまいます。
クレッシドはマフラーで半分顔が隠れたアデルに気づいていないようで、そのままゼファがお礼を伝えて別れますが、その後鳥型の獣人にアデルが攫われることに。
空中で気を失いそうになるアデルでしたが、聞き覚えのある声がアデルの名前を呼んで鳥の獣人を射抜き、落ちていくアデルを受け止めたのは第三王子で…。
気付くとゼファの屋敷で寝ていたアデル。
助けてくれた人物の記憶が思い出せないまま、前世の記憶とリリニ族の話を振り返り休養を取ることに。
後日、ゼファが会わせたい人がいるからと連れてこられた先に、クレッシドが立っていたのでした。
クレッシドはアデルの顔を見てももう覚えていないようで、残念に思うアデル。
ゼファに兵の訓練をしてほしいと頼まれてやってきたそうで、アデルはついでに竜族や番のことを聞こうと思っていました。
しかし、なぜかアデルを避けて話を聞こうとしないクレッシド。
あるとき、クレッシドはアデルに声を掛けてきて、喉が乾いたからお茶を入れて欲しいと言います。
アデルはクレッシドの好きだった茶葉を淹れてあげようと用意し、クレッシドがお茶を飲むと…。
クレッシドは前世のアデルが自殺したと思っていて、自分が冷たくしたことが原因だったのではないかと責任を感じていたのでした。
アデルは毒殺されたはずなのにと記憶が分からなくなってしまいます。
アデルの死後、アデルの侍女が王太子と第三王子に自分が見聞きしたことを怯えながら話したことをクレッシドも聞いていました。
それは、ひどい扱いを受けて気に病んでいたアデルが耐えきれなくなり、自らお茶のなかに毒を入れて自害したのだと。
アデルは第三王子に殺されたと思っていましたが、クレッシドはずっと隠していた第三王子の想いと竜族の呪いを明かすのでした。
それは、アデルのために廃墟だった庭を復元したこと、そして竜族の呪いによって、自ら番を殺した場合は魂が消滅して番も輪廻から外れてしまうこと。
アデルの生まれ変わりは、第三王子が殺したわけではないことを物語っていたのでした。
そして、クレッシドもアデルの記憶の話を聞いて戸惑いを感じていると、王太子が恐ろしい笑みを浮かべていたことを思い出して…。
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感想や見どころ｜読み進めるほどに深まる謎と伏線の数々
読み進める度に深まる謎と新たに生まれる伏線が気になりすぎます！
いったい誰がアデルを毒殺したのか？
本当は第三王子はアデルのことを想っていたのではないか？
他にも、アデルに想いを寄せるレヴィの正体はなんなのか？
謎の答えが知りたくなって、読み始めたら止まらなくなること間違いなしです。
この漫画版がなろう公開中のWEB版と別物だというのだから、原作者の溢れる才能が感じて止みません。
それくらい、美しくもミステリアスな物語に惹き込まれます！
美麗な絵も物語をとても引き立てていて、見惚れてしまいます。
真犯人は王太子？目的は？
前半、アデルは自分を殺したのが第三王太子だと思っていましたが、物語が進むにつれてそれは誤解なのではないかと思えてきます。
デマリーもその判断は早計だと助言していました。
しかし、その犯人はアデルの周囲の人物にも取り憑くことができるようで、口調からも第三王子とは違う様子。
王太子が今のところ濃厚のように思われますが、動機や目的が分かりません。
ヒントになりそうな伏線として、また人族になったのかと、生まれ変わりの結果を残念に思うセリフを吐いていました。
これが何を意味するのか、続きが気になって仕方ありません。
原作小説「だって望まれない番ですから」最終回結末ネタバレ
アデリエーヌと第三王子はついに本当の意味で結ばれます。
前世での悲劇から始まったこの物語ですが、第三王子はアデリエーヌの両親が残した家を買い取り、彼女がそこで暮らし続けられるようにしてくれました。
これは単なる「家」ではなく、アデリエーヌにとって「幸福の証」だったからこそ、とても意味のある贈り物でした。
第三王子は「末っ子」を意味する「ルキ」という名前で店に立ち、アデリエーヌと共に平穏な日常を送ります。王位継承の問題も解決し、二人は互いに思っていることを素直に話し合うことを約束しました。
同居を始めて2ヶ月が経った頃、端正な顔立ちのルキ（第三王子）は女性客から人気を集めます。アデリエーヌはその状況に内心嫉妬を感じますが、素直に言い出せずにいました。しかし、以前の約束通り「思ったことを話す」関係性を築いていくうちに、二人の絆はさらに深まっていきます。
冬祭りを前に雪の降る街を歩きながら、アデリエーヌが雪で兎を作ったり、第三王子が魔法で雪の結晶を見せたりするシーンは、前世では味わえなかった平凡だけれど幸せな日常そのものです。最後には滑りそうになったアデリエーヌが第三王子と手を繋いで帰るという、何気ないけれど温かいエンディングとなっています。
前世では周囲の悪意に晒され、最後は毒殺されるという悲惨な結末を迎えたアデリエーヌ。しかし今世では、本当の愛を知り、自分の気持ちに素直になることで幸せを掴みました。「番」という運命に翻弄されながらも、自分たちの意思で選び取った関係性が描かれる結末は、とても心温まるものです。
原作とコミカライズの違いを比較
視覚表現の違いがもたらす感動
コミカライズ版の最大の魅力は、何といっても美しい絵の表現力です。「絵が綺麗で読み始めました」「かっこいいキャラクターが多く出ます」と多くの読者が絶賛しています。特に竜族の描写は「デフォルメされすぎずしっかり書かれていて見どころ」と高評価。原作で想像していた世界が目の前に広がる喜びは格別です。
一方で「原作では飛ばし読みできた辛いシーンも、漫画では視覚的に描かれるため読んでいてしんどくなる」という声もあり、視覚的インパクトが作品の受け止め方に影響していることがわかります。
物語構成と理解のしやすさ
この作品は複雑な構造を持っており、特にコミカライズ版では「時系列や場面の切り替わりが分かりにくい」という声が目立ちます。「3話の展開で混乱した」という感想が複数あり、これは「小説にはない、漫画版独自の構成」という指摘もあります。
原作を先に読んでいると「謎解きしながら漫画で視覚化された世界を堪能できる」というメリットがあり、両方を行き来しながら読むことで作品理解が深まります。
内容の違いと独自の魅力
原作と漫画版は大筋では同じですが、細部に違いがあります。あるレビューによれば原作のあとがきには「内容が若干ではないくらい異なります」と書かれていたそうですが、「端々に異なる点はあっても大筋は変わらない」とのこと。
この微妙な違いこそが、両方を読む醍醐味とも言えるでしょう。「漫画があまりにも面白くて、続きが気になって小説版を読み、さらに気になって、大元のWEB小説版も最後まで読みました」という読者のように、一つの形式から別の形式へと読み進めることで、物語への理解と愛着が深まります。
「続きが気になって原作も購入した」というレビューも多く、物語の続きを知りたい欲求は電子書籍での即時購入というメリットと相性抜群です。
『だって望まれない番ですから』は「単なる恋愛話じゃないのが👍」「サスペンス的な要素が面白い」と評価される通り、読み進めるほどに新たな発見がある奥深い物語です。原作とコミカライズ、それぞれの良さを味わいながら、この魅力的な物語世界に浸ってみませんか？
漫画「だって望まれない番ですから」は小説家になろうで読める？
「だって望まれない番ですから」は小説家になろうで掲載されています。
ただし、漫画版はなろうで掲載されている内容とは大幅に変更されており、先が読めない展開になっています。
原作者の一ノ瀬 七喜先生もそのことをなろうで報せています。
漫画は別物と思って読んだほうがいいでしょう。
漫画「だって望まれない番ですから」はraw、rar、zipなどで読める？
「だって望まれない番ですから」はraw、rar、zipなどでは読めませんでした。
今後読めるようになったとしても、刑事罰対象になったりウイルス感染した人もいるのでやめておきましょう。
漫画raw見てたらウイルスが止まらへん
なんだこれ さとう (@nQXYYmmBD911158)
ヤフー知恵袋ではサイト閲覧しただけでは感染しないという回答もありますが、サイト閲覧だけでもウイルスに感染することはあります。
安いセキュリティソフトの性能試しに適当にウイルスサイト閲覧してたらウイルスまみれになってた。
セキュリティソフトもあてにならないな。 麺屋のバスケ (@HITACHI_NEC)
知恵袋の回答も正しいとは限らないので注意が必要です。
漫画「だって望まれない番ですから」はどこで読める？無料で読める配信アプリは？
漫画「だって望まれない番ですから」はコミックシーモアの先行配信です。
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