【最新第57話】ホタルの嫁入りネタバレ完全解説!進平と紗都子の結末は?天女島の黒幕や目的、紗都子の病気も
この記事では漫画「ホタルの嫁入り」ネタバレ全話を最終回まで紹介します。
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登場人物
桐ヶ谷家
桐ヶ谷紗都子(16歳)
名門の家系に誕生した桐ヶ谷家の嫡女。端正な容姿と優れた知性の持ち主だが、心臓に持病を抱えている。実父からは溺愛されているものの、継母と異母妹からは冷遇されている状況。誘拐事件が彼女の運命を変え、後藤進平との出会いが物語の核心となっていく。
桐ヶ谷美和子
継母の連れ子で紗都子の異母妹。常に紗都子と比較され、劣等感から生じる嫉妬心が強い。紗都子に対して頻繁に皮肉めいた言葉を投げかけ、心理的な距離感を表している。自分自身への評価に不満を持ち続けている。
桐ヶ谷十兵衛
桐ヶ谷家を統括する立場にあり、長女・紗都子に深い愛情を注いでいる。彼女の将来を案じ、良縁を結ぶことに熱心。愛娘が誘拐された際には激しく動揺し、深い悲しみに暮れた。
継母
美和子の生母であり、紗都子に対して明らかな敵意を示している。実子である美和子を偏愛し、紗都子の存在を疎ましく感じている様子。紗都子の失踪事件に何らかの関与があるのではと疑われている。
天女島の住人たち
後藤進平(18歳)
天女島出身の若き殺し屋。当初は紗都子の命を奪う任務を受けるが、彼女との交流を通じて保護者へと立場を一変させる。歪んだ成育環境から「重い愛情表現」という自己認識を持ちながらも、紗都子に対する強い執着を隠さない。
山本
「いせ吉」という遊郭の経営者。金銭への執着が強く、進平とは長期にわたる関係を持つ。紗都子誘拐事件の背後で何かしらの役割を担っている可能性が示唆されている。
朝霧
「いせ吉」で最も人気を誇る遊女。知性と美貌を備え、男性への従属を嫌う自立心の強さが特徴。天女島の隠された情報に精通している謎めいた女性。
紫(ゆかり)
「いせ吉」で働く遊女の一人。進平の紗都子への感情に嫉妬心を抱き、紗都子に対して敵対的な態度を取る。
小川康太郎
桐ヶ谷家に仕える護衛で、紗都子とは幼少期からの付き合いがある。親しみを込めて「康ちゃん」と呼ばれている。紗都子への秘めた恋心を抱き、彼女のためなら命を捧げる覚悟がある。進平とは紗都子を巡って対立関係にある。
三枝
天女島の支配者的立場にあるヤクザの親分。紗都子誘拐事件の黒幕として重要な役割を持つ。当初は進平と敵対していたが、物語の進展とともに両者の関係性は複雑に変化していく。
最新57話までの相関図(ネタバレ注意)
漫画「ホタルの嫁入り」全巻全話ネタバレ全話を最終回まで!進平と紗都子の結末は?
1巻(1話~5話)殺し屋との契り
賊に攫われた桐ヶ谷伯爵の16歳の娘・紗都子は、牢を見張る血まみれの殺し屋・後藤進平の助けを得るため、結婚を提案。
疑い試す進平でしたが、二人で牢から逃亡中、追っ手を斬った直後に紗都子が接吻をしたことで、進平の方から本気の求婚をするようになります。
賊に連れてこられた天女島から身請けで脱出するため、遊女屋「いせ吉」で遊女として働き出した紗都子は、警視総監の息子・新渡戸と出会います。
【1巻見どころ】
・名家との結婚で父に恩返ししたいけど貞操も守りたい紗都子の葛藤にハラハラ!
・追っ手を斬った後に交わされる接吻と衝撃的な求婚に奇妙なドキドキ!
・遊女の街で強くたくましく生き抜こうとする紗都子に好感!
2巻(6話~12話)心を傷つけた後悔
新渡戸の身請け話は、彼が酒で暴走しクズ本性を露わにしたために白紙になり、その後、進平が船頭を説得して、島からの脱出の新たな見込みを立てます。
遊女たちから様々な嫌がらせを受けつつも、いせ吉で雑用として働く紗都子は進平への恋に気付きますが、家と父のため、進平とは結婚できないことを改めて決意。
助かるための嘘だったと明かされた進平は殺意をあらわにしますが、進平を傷つけたことに泣く紗都子を見捨てられず、紗都子との結婚をどこまでも追いかけると宣言します。
【2巻見どころ】
・病弱で倒れた紗都子を自由にさせるため、部屋いっぱいにホタルを飛ばせて見せる進平の想いに感動!
・遊女に大人気の進平に嫉妬を感じてイライラする紗都子に恋の期待感!
・紗都子の嘘で傷つき怒る進平と、傷つけたことを後悔して泣く紗都子の葛藤に涙!
3巻(13話~19話)介抱で気付く気持ち
遊女達からの妬みや脅迫を跳ね返しながら、紗都子はとうとう小舟で島から脱出をする日を迎えますが、賊のお頭である三枝が部下を率いて進平たちを殺そうと舟で追いかけてきます。
進平は賊たちと戦いますが、紗都子との約束を守って不殺生を徹底していたことや、紗都子を優先する気持ちを突かれ、致命傷を負ってしまうことに。
進平は紗都子を連れて泳いで天女島に戻り治療を受けるも、何日も意識を失い続けることに。
紗都子の手厚い看病の結果ようやく目覚めた進平。
紗都子が心配していたことを泣きながら話すと、進平は紗都子にキスをしながら押し倒して…
【3巻見どころ】
・進平が自分を見放さなかったことが嬉しいと感じてしまう紗都子に恋の進展感!
・死ぬ気で紗都子を口説き落とすと宣言する進平にドキドキ!
・紗都子の健気で献身的な看病と、目を覚まし愛を深める進平に感動!
4巻(20話~26話)三角関係
いせ吉にやってきた桐ヶ谷家の用心棒・小川康太郎は紗都子の身請け話を持ちかけ、3日後の本土行きの舟の日まではいせ吉に留まり、紗都子を護衛すると約束します。
いせ吉での進平と康太郎の殺し合いの中、紗都子を奪われる恐れから狂気を見せた進平に、紗都子は恐怖を感じます。
それを見ていせ吉から飛び出てしまった進平を紗都子は追いかけ、気持ちを裏切られることに怯えていた進平を理解し、自分も進平と離れたくない気持ちであることを伝えるのでした。
進平を探し回ったことで無理をした紗都子はそこで倒れて意識を失ってしまいます。
目を覚ました紗都子は、進平の連れてきた三枝(紗都子を攫った賊のお頭)から誘拐事件が紗都子の義母からの依頼だったことを聞かされます。
義母の悪事の証拠を条件付きで教えるという三枝は、いせ吉の一番人気の遊女・朝霧が身請けを受けるよう説得してほしいと紗都子に持ちかけるのでした。
【4巻見どころ】
・康太郎と紗都子の幼い頃の淡い恋心と、身分の違いから来る別れが切ない!
・紗都子の気持ちを知ったあと、大胆に紗都子に触れていく進平にドキドキ
・まさかの誘拐事件の犯人にハラハラと期待感!
5巻ネタバレ(27話~32話)愛と夢
紗都子は朝霧を説得しにいきますが、味方の情夫が多く情報通である朝霧はすでに紗都子や三枝の思惑を知っていました。
身請けを考える条件として、紗都子にいくつか課題を出し、全てこなしたら考えてもいいと告げるのでした。
最初の課題として、進平と櫛を買いに行くことになり、すぐにその課題の品を購入しますが、そのまま街で進平の興味の赴くまま二人だけの買い物を楽しむのでした。
進平の知らなかった一面が見えて紗都子はどんどん進平への気持ちが高まっていき、二人ともいせ吉に帰りたくないと思ってしまうくらい。
その後、朝霧からも助言を受けて、紗都子は進平に買い物のときの感謝の気持ちを伝える手紙を書くことになります。
初めての手紙に喜ぶ進平は、自分も葵に手伝ってもらってお返しの手紙を送り、紗都子はそれがいつも進平が言葉で伝えてくれていたことだと気付くのでした。
家を守る想いと進平への愛で揺れる紗都子は、本土に戻る予定が近づく康太郎に、進平を好きな気持ちを明かすことにしますが、康太郎はそれを聞いてすぐにいせ吉から紗都子を連れ出し、進平を殺すつもりであることを話します。
しかし、進平を不安にさせたくない紗都子がすぐに戻ろうとすると、足を踏み外して崖から落ちてしまい、それをかばった康太郎は足を折ってしまうのでした。
体調の悪くなりつつある紗都子のためにも、ひとまず風よけできる近くの洞窟に移動し、そこで康太郎は用心棒としての自分を殺して進平の元へ行くかを迫りますが、紗都子は康太郎のことをずっと苦しめ続けた自分を責めることに。
体調の優れない紗都子に暖が必要だからと、やむなく康太郎は戻ることにしますが、崖を登る途中で進平が現れ刀を抜きます。
進平と言い合いになるも、そこで康太郎は進平が紗都子を自由にするという想いと、紗都子を置いて死ぬことをはやめにしたと聞き、進平へ紗都子を託す決意をするのでした。
康太郎は進平と一緒にいたいという紗都子の夢と、家を守る気持ちを両方とも叶えるため、改めてその用心棒として紗都子に仕えることを伝えます。
6巻ネタバレ(33話~38話)朝霧の秘密
朝霧は身請け説得はそもそも受けるつもりはなく、紗都子を進平と駆け落ちさせて厄介払いするのが狙いのお遊びでした。
三枝が朝霧にこだわる理由は、遊女として活躍していた頃の朝霧に受けた恩返しと、自分に好意を向けていたこともあったために、幸せになってもらいたい気持ちからでした。
朝霧説得は無理だろうと半ば諦めていたため、紗都子は義母の契約書を三枝から受け取りましたが、朝霧に燃やされてしまい、桐ヶ谷家の情報を与える代わりに進平とまぐわれと命令されることに。
進平との一夜が明けた後、課題の困難さから別の方法を模索する紗都子でしたが、進平は三枝を人質に取り、教えなければ殺すと脅迫します。
進平の演技に高をくくっていた朝霧でしたが、本気で三枝を刺していく進平に、とうとう朝霧は情報を渡すと答えます。
しかし、紗都子の予想通り彼女は情報を持っておらず、そこで朝霧の体に刻まれた「柳田宗男」という文字が発見されます。
朝霧を傷物にした男を懲らしめる代わりに、紗都子は朝霧と三枝に義母の犯行証拠となる別の情報を探す協力を約束してもらうのでした。
進平の女装で厳重な警備が施された柳田の通う遊女屋に忍び込み、柳田への報復を遂げることに成功します。
いせ吉で三枝たちとともに祝杯が行われ、紗都子は三味線を披露し、初めて大勢で楽しいときを過ごせたことに幸せを感じるのでした。
そして好きになった進平に気持ちを打ち明けるため、風に当たりに行こうと誘い出して…
7巻ネタバレ(39話~44話)黒幕
進平の過去の生活を聞いて、その過酷さを思い知らされる紗都子。
進平のことをもっと知りたかったものの、彼には過去は全く興味がなく、紗都子しか見えていないと言います。
紗都子を独り占めして束縛したい進平の求婚を断る紗都子は、進平にも幸せになってもらいたいからと、お互いを想うだけで幸せになれる結婚を作りたい気持ちを伝えるのでした。
一方、三枝と朝霧が深刻な顔で進平と紗都子の帰りを待っていましたが、いせ吉に残っていた康太郎にその胸中を語ります。
それは、紗都子誘拐の本当の依頼主はもうひとりいたこと。
攫われ傷物にされそうになった紗都子を新渡戸に助けさせる計画でしたが、計画が狂ってしまったのでした。
そのとき、進平は突然嫌な予感を感じ、三枝が何か隠していることを感じ取ります。
いせ吉に急ぎ戻ろうとしますが、そこで桐ヶ谷家の制服を着た警備員とともに紗都子の父が現れて…
黒幕である紗都子の父は全てを仕組んで紗都子と新渡戸を結婚させることが目的でした。
進平は紗都子を苦しめる父を斬るのを我慢し、紗都子を真っ向から貰い受けようとしますが、問答無用で四肢を撃たれてしまいます。
三枝が二人を助けに来て、三枝を管理者として雇っていた人物や、三枝と朝霧を脅していた黒幕も紗都子の父だと発覚。
三枝は進平と紗都子を助けようと頼み込むも、受け入れられるわけもなく、警備員に撃たれてしまうことに。
三枝の部下たちも暴れて反抗しますが、止められず、進平も這いずりながら紗都子を連れ去ろうとする父の足を掴みますが、舟から放り出されてしまうことに。
父に真相を問いただす康太郎も無言で撃たれるのみ。
桐ヶ谷家に戻った紗都子は放心状態となり、庭に進平の幻を見て追いかけますが、その中で進平は撃たれ殺されてしまい、紗都子は崩れ落ちてしまいます。
いせ吉では重傷を負った進平たちの治療が進められますが、三枝の横では俯いた朝霧が。
進平は一人怒りを絶やさずにいて…
7巻見どころと感想
・全ての黒幕が父であることに衝撃が大きすぎ!
・あらゆる抵抗が覆され、紗都子と進平の関係や信頼を築いてきた人物が壊されていくショックに目が離せない!
・進平がかわいく見えるほどに紗都子の父が一番狂っていた!
8巻ネタバレ(48話~54話)新章「紗都子奪還編」開幕
紗都子は父から今回の事件の一部始終の計画を聞かされます。
それは、父が病気持ちの紗都子を結婚させるために考えたものだったのでした。
病気で子が産めない女性は良家の子息と縁談を持っても断られてしまうため、父はそれを隠したまま縁談をしようと思っていたと。
しかし、紗都子は縁談の話があるたびに病気のことを明かしてしまっていて、悩んだ父は、紗都子を誘拐させた妻・りえの計画に乗っかることに。
三枝に指示を出して新渡戸に助けさせ、紗都子を恋に陥らせて新渡戸との結婚を進めようとしていたのでした。
しかし、進平の介入ですべて失敗に終わり、三枝までもが裏切り始めることになったのでした。
全てを話した後、父が紗都子に意志を持つ必要はないと告げるのですが、病気が治ると信じていると言う言葉と狂気の雰囲気のギャップが気味が悪かったです。
紗都子のためと言いながら、財産でモノでしかないと言い放つ父が残酷に見えます。
というか後で気づいたのですが、紗都子に浴びせるこのセリフ、1話の手紙じゃないですか。鳥肌ものです。やはりあれは父か。
紗都子は自分が意志を持ったせいでみんなを傷つけてしまったのだと罪の意識に苛まれ、そこに義妹の美和子がやってきて、苦しむ紗都子に悲劇のヒロイン気取りだと言い捨てるのでした。
美和子は誘拐事件の事情を何も知らないようで、言いたい放題でしたが、どこか憎みきれない感じでした。
紗都子も黙って聞いていましたが、美和子が紗都子の指紐(進平との契を交わした証)から誘拐先で好きな人ができたことを知り、その男(進平)を腰抜と馬鹿にし始めたため、紗都子は怒るかに見えましたが…
命がけの恋の決意
利害が一致した美和子の協力を得て、進平に手紙を送った紗都子。
進平に諦めてもらおうと心とは正反対の内容を書いたのに、美和子がこっそり入れた別に手紙を入れていて、紗都子の本当の気持ちを伝えてしまいます。
それを知った紗都子は、進平が迎えに来てしまうと思い、自害することで進平を救おうとします。
そこに侯爵夫人として身請けされた朝霧がやってきて、進平の手紙を見せるのでした。
朝霧から三枝との命がけの恋を聞いた紗都子は、自分も進平と命を賭けた恋をすると決意。
しかし、父の十兵衛は紗都子との縁談が決まったと報告します。
相手は公爵家の嫡男・奥平光春(おくだいらみつはる)で、紗都子の病気を知っても紗都子と結婚したいと言っており、しかも天女島で紗都子を見かけたのだとか。
紗都子は十兵衛に逆らうことができず、悔しい思いをしてしまいます。
そしてある夜、紗都子の部屋に一匹のホタルが迷い込み、そのホタルが窓の方へ飛んでいくと、窓をノックする音が。
紗都子がまさかと思い、カーテンを開けると、そこには進平がいて…。
8巻見どころと感想
・進平と紗都子の感動の再会が泣ける!
・三枝を失った朝霧の意外な気持ちが頼もしい!
・進平の狂気が増しすぎていて心配!
9巻(55話~61話)ネタバレ
奥平光春が桐ヶ谷家にやってきて、紗都子の姿を見て一層気に入ります。
従者の馬を駆って二人で外に出る光春。
道中、光春は紗都子に父十兵衛のことを伝えに来たと打ち明けるのでした。
天女島を乱した罰が与えられると、彼は言い始めて…。
最新話57話ネタバレはこちら
ホタルの嫁入り最新話57話あらすじ(ネタバレあり)!見どころや感想、考察や伏線回収も
漫画「ホタルの嫁入り」見どころや魅力
見どころは予想もできない展開がつぎつぎと繰り広げられる物語の魅力です!
十兵衛がラスボスかと思いきや、裏ボスが登場して十兵衛はあっさり危機に陥ることになっていました。
休む間もなくどんでん返しの繰り返しに、物語の整理が追いつかないほど。
読者を飽きさせない工夫が凝らされていると言えるかも。
物語の核となっている紗都子と進平の恋の行方も見逃せません。
生き延びるための方便だった結婚話から、徐々に進平の想いに心惹かれていく恋愛模様。
病弱で動き回ることが困難な紗都子でも自由にしてあげようとする進平の純粋でひたむきな思いやり。
そこから紗都子もどんどん進平への恋心が募っていき、本気の結婚を心から望むようになります。
しかし、そんな二人の結婚は家からも世間からも望まれないもので、結ばれるには命を賭ける必要すらありました。
様々な障害にくじけそうになる紗都子ですが、それとなく叱咤するキャラクター達の存在や、何度も這い上がっていく紗都子の芯の強さも魅力的です。
10代半ばでしかない紗都子の葛藤が、年齢相応の等身大のリアルも感じつつ、たくましく這い上がっていく姿も共感を呼ぶポイントです。
進平のサイコパス的な狂気をはらんだ極端な純愛も見どころ。
紗都子のこととなると、進平は手段を選ばなくなってしまいます。
ただ、紗都子との約束は守ろうとしたり、紗都子の病気を思って紗都子が喜ぶことをしようとしたり、進平ならではの優しさが垣間見える瞬間にキュンとできたり涙が浮かんできたりします。
二人がラブラブな結婚生活が送れたらどんなふうになるだろうと想像してみたくなってくるほど。
ずっと幸せに暮らしそうですが、作者的にはそんなありきたりな結末にはしなそうな気も。
漫画「ホタルの嫁入り」最終回結末はどうなる?(最新話57話までを振り返って)
最新話までで考えられる結末は
・紗都子と進平が結婚して幸せに暮らす
・どちらかが命を落とす
・ふたりとも命を落とす
に分かれると予想されます。
紗都子に愛する男がいると知った奥平光春は、同時にその男が殺人犯であると紗都子との会話の中で気付いています。
日本屈指の名家である奥平家は桐ヶ谷家もいとも簡単に貶めてしまうほど。
進平を亡き者にし、紗都子を奪う可能性も考えられます。
これが紗都子のみ生き残るパターン。
奥平家の御庭番は桐ヶ谷家よりも優秀なようで、その数も諜報隠密行動も比較にならないほどのよう。
進平が狙われる可能性は高いですし、天女島が奥平家の管理下であれば天女島に住むことも危険。
日本に逃げ場があるのかも。
最新話ではそれくらい、進平の先行きが想像が難しい状況になっています。
ただ、天女島で死線をいくつも乗り越えた進平のエピソードから、進平の殺し屋としての本領も底しれないものがあります。
沙都子を守るために散るという結末は十兵衛が天女島でやろうとしたシーンとも重複しますし、そうなってほしくないと思うところ。
進平のみ生き残るとしたら、紗都子は病気でなくなるか、進平をかばって亡くなるという展開になると思われます。
光春が進平を追い詰め、それを助けるために…。という流れも考えられます。
二人とも、という場合は、紗都子も病気でなくなり、進平も光春に。
いずれも後味が悪い終わり方ですし、この漫画らしくない意外性に乏しいラストのようにも。
今までの流れからも、読者をあっと驚かせるような結末が待っているような気がしてなりません。
ホタルの嫁入りQ&A|伏線回収も
1話の冒頭の老人は誰?
結末は1話の冒頭で老人が手紙を読むシーンに収束していくと予想されます。
手紙を書いた主は紗都子ですが、最新話までを見るに、老人は進平ではなく紗都子の父親で間違いないでしょう。
風貌が十兵衛に似ていること、「娘を財産としか見ない」というセリフを48話で十兵衛が紗都子に突きつけたこと。(紗都子が天女島から十兵衛に無理やり連れて帰らされた後)
桐ヶ谷家とともに十兵衛が没落する可能性があることからです。
紗都子と進平の結婚は成就する?
最新話まで読んだ予想として、桐ヶ谷家の命運を握る奥平家の息子が紗都子に惚れているため、家と進平とどちらを選ぶかの選択を迫られそうです。
もちろん紗都子は進平以上に大事なものはないと思います。
紗都子の病気は治る?
進平や康太郎、紗都子の父は最善を尽くすと思いますが、難しいと思われます。
最新話でもまだ紗都子の病気の治療ができそうな情報は全く出ていません。
紗都子と進平どちらか又は二人とも亡くなる?
三枝を失った朝霧の恋を目にした紗都子は望まれない結婚を成就するために命を賭ける決意をしています。
そのため、紗都子か進平か、どちらかが亡くなる悲しい結末になる可能性も考えられます。
紗都子は病気のためという線が大きそうで、進平は紗都子を奪うために奥平家に手をかけられそうです。
当初は紗都子の父十兵衛にやられるかと思いましたが、奥平家に目をつけられたため、十兵衛もそれどころではなくなりました。
天女島の本当の黒幕は?作られた目的は?
黒幕は桐ヶ谷十兵衛かと思われましたが、彼は管理者の一人でしかなく、奥平もその一人。
管理者全体が黒幕のようですが、これからさらなる黒幕が出てくるかもしれません。
作られた目的は高級官僚たちが遊ぶため、というのが目的だったようです。
これは桐ヶ谷十兵衛が奥平に罰される理由、島の秩序を乱し顧客の足を遠のかせたから、という話からそう考えられます。
ホタルの嫁入り進平の過去は?(ネタバレ注意)
進平は幼い頃、遊女だった母親と二人で、天女島の歓楽街から離れた治安の悪い集落の小さな小屋に暮らしていました。
母は元々遊女屋で働いていましたが、子供を妊娠したら使い物にならないと見なされ、追い出されてしまっていたのでした。
あるとき、母が連れ込んだ客が母を殺してしまい、進平はその客を殺し、それが初めて人を斬った経験となります。
その小屋があった場所は紗都子と来たときには崩れ落ちて面影も残っていませんでしたが、どこに玄関があったか、進平の僅かな想い出が話されていき、紗都子も今の進平が形作られた経緯や、当時の子どもの進平の姿が少しずつ見え始めていきます。
とてもつらい話のはずですが、進平自身はその話を軽い調子で話していて、紗都子も彼が辛い過去を辛いと感じなくなっている恐ろしさを同時に感じていました。
紗都子との未来があれば過去はなにもいらないという言葉からも、進平の心が麻痺した経緯がいかに重たいものなのか証立てているようです。
進平は、天女島という歪んだ環境が生み出した不遇な人間だったのかもしれません。
漫画「ホタルの嫁入り」の評価やレビュー
いまいちな評価
「ヒロインの癖が強くて合わない」
「ストーリーがつぎはぎ感」
「絵はきれいで進平もイケメンだけど、紗都子が結局進平と結婚しないでグズグズ言っててウンザリ」
連載開始間もない頃に、こうした酷評が見られます。
進平との駆け落ちではなく結局家を選ぶ紗都子に煮えきらない気持ちを感じてしまうようです。
良い評価
「愛の重たい深い進平が最高にいい!」
「紗都子の病気が治って二人が幸せになって欲しい」
「絵もきれいでこんなストーリーはなかなか無い!」
進平のキャラクターがかわいくてかっこよく、それでいて狂った愛で重たいところがとても人気を集めていることが分かります。
紗都子も芯が強いかと思えばうぶなところもあり、好感度が高いヒロインだと評判です。
冒頭の老人は進平だと思ってる方が多く、その関係で結末までの物語は儚い恋を描いているのだろうという予想も多かったです。
漫画「ホタルの嫁入り」のボイスコミックやPV動画
1話の感想
「内山さんを選んだ時点で神ってる」
「重い男cv.内山昂輝にハズレなし」
「もう大好きな作品にこんな豪華なお声がつくなんて…泣ける」
内山さんの声に感動したファンが続出です。
アニメと同じくらい長時間のボイスコミックになっていて、たっぷり内山さんの声を聞けるのもいいですね。
(といっても、進平の登場は後半ですが)
2話の感想
『アニメ化したらぜひこのお二人の声でアニメにして欲しい………ニヤニヤしてしまう』
『「結婚しよう」「幸せにするよ」「ちょっと愛が重いけど」のセリフを聞いたときの私あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛』
『「幸せにするよ」(CV内山昂輝)
が最高すぎる!!!ありがとうございます.??o・(°?ω?°)?o・?.』2話では進平の狂愛プロポーズの生声に射抜かれる人で溢れていました。
あのシーンがこんな甘い声になるとは、アニメ化が今から恐ろしくなるほど。
進平はいつも愛をまっすぐ伝えるので、アニメではもっと進平に夢中になれそうな期待が高まります。漫画「ホタルの嫁入り」の原作は小説家になろうで読める?どこで読める?
ホタルの嫁入りは橘オレコ先生による漫画原作です。
小説家になろうでは掲載されておらず、読むこともできません。
裏少年サンデー女子部レーベル、マンガワンで連載されており、マンガワンアプリの他、各電子書籍販売サイトで読むことができます。
小説版も出ていません。
漫画「ホタルの嫁入り」はraw、rar、zipなどで読める?
「ホタルの嫁入り」はraw、rar、zipなどでは読めませんでした。
今後読めるようになったとしても、刑事罰対象になったりウイルス感染した人もいるのでやめておきましょう。
漫画raw見てたらウイルスが止まらへん
なんだこれ— さとう (@nQXYYmmBD911158) May 26, 2024
ヤフー知恵袋ではサイト閲覧しただけでは感染しないという回答もありますが、サイト閲覧だけでもウイルスに感染することはあります。
安いセキュリティソフトの性能試しに適当にウイルスサイト閲覧してたらウイルスまみれになってた。
セキュリティソフトもあてにならないな。— 麺屋のバスケ (@HITACHI_NEC) September 5, 2024
知恵袋の回答も正しいとは限らないので注意が必要です。
「ホタルの嫁入り」単行本情報と購入ガイド
ここでは、発売中の巻や今後の発売予定、そしてお得に購入する方法をご紹介します。
最新刊情報
2025年3月22日現在、「ホタルの嫁入り」の単行本は第8巻まで発売されています。
各巻収録話数、発売日を表にしてまとめました。
巻数 | 収録話 | 発売日 | 各巻概要 |
---|---|---|---|
1巻 | 1話~5話 | 2023年6月19日 | 殺し屋との契り |
2巻 | 6話~12話 | 2023年9月12日 | 心を傷つけた後悔 |
3巻 | 13話~19話 | 2023年12月 | 介抱で気付く気持ち |
4巻 | 20話~26話 | 2024年4月18日 | 康太郎との三角関係 |
5巻 | 27話~33話 | 2024年8月19日 | 進平と手紙とデート |
6巻 | 34話~40話 | 2024年12月19日 | 朝霧の秘密 |
7巻 | 41話~47話 | 2025年3月18日 | 天女島の黒幕 |
8巻 | 48話~54話 | 2025年7月18日(予定) | 新章「紗都子奪還編」開幕 |
次巻情報
第8巻は2025年7月18日に発売予定です。
電子書籍版も紙の単行本と同日で配信されています。主要な電子書籍ストアで購入可能です。
お得な購入方法
コミックシーモア限定キャンペーン
期間:2025年3月23日まで2巻無料
3巻特典:【電子特典 短冊ポスター画像つき】
「ホタルの嫁入り」の単行本は、紙版・電子版ともに定期的に発売されています。
お得なキャンペーンも多いので、ぜひチェックしてみてください。特に電子書籍版は頻繁にセールが行われているので、お見逃しなく!
「ホタルの嫁入り」の世界をより深く楽しむために、単行本でじっくり読み返すのはいかがでしょうか。
物語の伏線や細かな描写を見つけるのも、この作品の醍醐味の一つです。
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